イカメタルで釣りたい!人気の船釣りスタイルにおすすめのタックルをピックアップ
イカメタルって、聞いたことがありますか?
イギリス発祥のヘビメタ系音楽ではなく、れっきとした釣りスタイルのことです。
船釣りでバーチカルに専用仕掛けを落とし込んで、ロッドを上げ下げしながらマルイカやスルメイカを釣り上げていきますよ。
福井県から始まったとされていて、あっという間に全国のイカ釣りアングラーを魅了しています。
ここでは、イカメタルの特徴や、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
どんな仕掛けで釣り上げるのか、興味津々ですよね!
イカメタルとは
イカメタルとは、船釣りにおけるイカ釣りスタイルのことです。
餌は使わずに、スッテを1つから2つ用いますよ。
最もボトムに近いところにぶら下げるのは、鉛スッテ。
そして途中のラインから枝スを伸ばし、その先端に結ぶのが、浮きスッテとされています。
この2つを同時にアクションさせることで、マルイカやスルメイカを釣り上げていくわけです。
「えっ、何がメタルなの?」
そこ重要ですよね、最も下にぶら下がっている鉛スッテのことをメタルスッテと呼ぶので、イカメタルと呼称するようになりました。
「メタルスッテそのものが、ティップランエギングのエギみたいな役割なのかな?」
その通り!しっかりボトムを取りつつも、イカを誘って抱かせる要素も持ち合わせていますからね。
枝スの浮きスッテを付けずにアプローチする人もいますから、そうなると見た目はティップランエギングそのままでしょう。
実際にティップランエギング用のロッドを転用しているアングラーも、結構いますね。
リールもそこに巻いているPEラインも、そっくりそのまま使えそうです。
イカメタルで狙えるイカの種類
イカメタルで釣れるイカの種類と、釣れる時期をチェックしてみましょう。
まずは、ヤリイカから。
秋から冬、そして春先の時期によく釣れることで知られています。
美味しいのは春で、アオリイカと同じように高級な食材として扱われていますよ。
次に挙げるのが、ケンサキイカ。
これの小さいのが、マルイカですね。
夏から秋にかけて盛んに釣られていますが、年中海にいるようなイメージです。
最後は、スルメイカです。
5月ぐらいから秋にかけて狙うケースが多いようですが、このイカも年中釣ることができますよ。
味は安定していて、どの時期に食べたらマズイ!などということはありません。
長い2本腕で飛び出しているので、さまざまなイカが釣れているときに判別はしやすいでしょう。
イカメタルのタックル
イカメタルで用いるタックルについてチェックします。
まずロッドは、7フィート前後の長さがあって20号程度の負荷に耐えられるものなら、スピニングロッドでもベイトロッドでもかまわないでしょう。
タイラバロッドやテンヤロッドなどを転用してみることも考えてみてください。
すでにそういった船釣りにハマっている人なら、新たに専用ロッドを手に入れる手間が省けます。
リールは、スピニングリールなら2500番前後のもので、PEラインは0.4~0.8号を使ってみてください。
あまりに太いラインを使うと、潮の流れの影響を受け過ぎて、イカのアタリが取れなくなってしまいます。
鉛スッテには20号前後を、浮きスッテには2号前後のものを選ぶと、操作しやすくなるでしょう。
イカメタルを船上で楽しんでいる動画はこちら
イカメタルにおすすめのタックルをピックアップ!
イカメタルに用いるおすすめのタックルをご紹介しましょう。
専用のロッドやスッテが、豊富にリリースされるようになってきました。
日本全国でイカメタルが実戦されるようになると、この釣り方にハマる人は多くなるでしょう。
ダイワ(DAIWA) イカメタルロッド エメラルダス AIR AGS IKAMETAL N65ULB IM 釣り竿
- 最安値価格
- ¥28,710(Yahoo!)
ダイワからリリースされている、エメラルダスシリーズのイカメタル専用ロッドです。
スピニングではなくベイトロッドで、最大60グラムまでの負荷に耐えられるように作られています。
ラインの出し入れがやりやすいですから、イカのいる層を探るのにとても適していますよ。
自重は90グラムなので、1日中振り回していてもあまり疲れないでしょう。
ベイトリールなので、真下の変化をしっかり感知しながら、イカのアタリを判別したいですね。
シマノ(SHIMANO) 19 セフィア SS メタルスッテ スピニングモデル S68ML-S オールラウンド 水深10~60m マルチカラー
- 最安値価格
- ¥14,157(Yahoo!)
シマノから出ているイカメタル専用のロッドです。
2メートルちょっと超の長さで、自重は85グラムと非常に軽量に仕上げられています。
イカが引っつく時を、手元できちんと感じ取ることができるスペックになっているので、細やかなロッドアクションを連発しながら、たくさんのイカを釣り出すことが目指されています。
タカミヤ(TAKAMIYA) REALMETHOD IKAMETAL-GRII C66UL NORI
タカミヤからもコスパ優秀なイカメタルロッドが出ていますよ。
なんと実売価格が1万円を切る安さ、それでいて基本スペックは、イカメタルを楽しむのにじゅうぶんです。
カーボンソリッドティップを搭載したベイトロッドで、仕掛けがフォール中でもアタリを取りやすくなっていますよ。
ガイドは全てFUJIのガイドを使っていて、ラインが絡まるトラブルを抑えています。
ヤマガブランクス バトルウィップ IM69S (4560395517911)イカメタル スピニングモデル
- 最安値価格
- ¥26,200(Yahoo!)
ヤマガブランクスからもイカメタルロッドが発売中です。
使いやすい操作感と微妙なアタリをとらえられるソリッドティップ仕様になっていますよ。
ロッドティップの動きで、活性の低いイカがスッテに触るような繊細なアタリを、判別しやすく仕上げられています。
例えば、軽めのウエイトのメタルスッテを使う際にも、操作性は高いままをキープ。
潮が緩いようなシチュエーションで、イカの活性が低くても対応することができます。
ダイワのICカウンター搭載ベイトリールです。
船釣りに求められる剛性感が伴なっていて、滑らかな巻き心地も体感できます。
ラインキャパは、PEライン1号で400メートルとじゅうぶん。
重い仕掛けでもがっちり受け止めてくれる、頼もしいベイトリールです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール シーバス 18 エクスセンス CI4+ 4000MXG
- 最安値価格
- ¥1,555(Yahoo!)
シマノのスピニングリールです。
0.6号のPEラインを200メートル巻けるようになっていますよ。
自重195グラムと軽くて扱いやすいので、イカの微細なアタリも手元で感じてアワセを入れられるでしょう。
ダブルハンドル仕様以外に、シングルノブのハンドルタイプも用意されているので、好みのほうを選んでイカメタルに臨んでみましょう。
ギア比6.0対1で、ハンドル1巻き88センチもラインを回収することができます。
ハヤブサ(HAYABUSA) 超万能型メタルスッテ ナマステ SR401 30号 4.ピンクヘッドグロー
- 最安値価格
- ¥1,390(Yahoo!)
ハヤブサからリリースされている鉛スッテです。
仕掛けの最も下に装着して、リフト&フォールでイカを誘ってみましょう。
フォール時は水平姿勢をキープ、水切れのいいスリムボディでイカを効率よく誘ってくれます。
固定式のラインアイや多鈎形状で、確実にフックアップに持ち込むことができるでしょう。
ダイワのエメラルダスシリーズからも、メタルスッテが発売されています。
コンパクトサイズで水平フォール姿勢、そしてよく刺さるサクサスカンナが装備されていますよ。
ケイムラ顔料の入った半透明ヘッドになっていて、半透明クリヤーのABS樹脂を採用しています。
ケイムラ顔料がしっかりと練り込まれているので、UVライトを照射しておくと青白く発光してイカを寄せてくれるようになっています。
シマノ(SHIMANO) セフィア フワフワスッテII ラトル M QS-R02T 002 アカシロ
- 最安値価格
- ¥203(Yahoo!)
こちらはシマノの浮きスッテです。
ラトルが内蔵されていて、85ミリと抱きやすいサイズに仕上げられています。
レッドヘッドカラーをベースに、さまざまなバリエーションが用意されているので、イカの反応に合わせて付け替えてみましょう。
チャートカラーなどの蛍光・膨張色系は、イカを遠く離れたところから引き寄せるのに効果があります。
視認性の異なるカラーをローテーションしながら、釣りのパターンを導き出したいですね。
釣研が作っている浮きスッテです。
ボディの後方にかけてとてもスリムで、イカが抱きやすい形状になっていますよ。
特製の二段傘針を採用しているので、スレたイカのショートバイトも確実にフッキングしてくれるでしょう。
独特なカラーパターンも誘いの要素が強く、イカが見つけやすい効果を発揮しています。
イカメタルをマスターしてさまざまな種類のイカを釣り上げよう!
イカメタルの特徴や釣り方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、参考になりましたか?
船釣りに興味があったものの、まだチャレンジできていない人は、このイカメタルから試してみてはいかがでしょう?
デイゲームもナイトゲームも楽しめるので、都合のいい時間帯に予約を入れて、ボートスタッフのレクチャーを受けながらイカを釣り上げてみてください。
ボトムを取る感覚やイカが触ってきたときの変化など、分かってくれば釣果も明確に変わってくるはず。
船釣りにハマる良い機会になるかもしれませんよ。
船釣りの関連記事はこちら
「船釣り」カテゴリの人気記事
人気記事