7時過ぎに出船して13時に帰港する三浦半島新安浦港・義和丸のショートタチウオ乗合。
身体にやさしい釣り時間に加え、8月末まで「夏休み限定ペア割引」を実施していてフトコロにもやさしい。
主な釣り場は観音崎沖。
指示ダナは反応によって上から30~60mまで幅があるので、電動タックルをおすすめする。
今夏は良型のタチウオが多く取材日も最大115cmを記録、数のほうもテンビン仕掛けで10~33本、テンヤ仕掛けで11~16本と上々。
この様子なら今後も視界良好だ。
![釣行の写真]()
▲女性アングラーも強烈な引き味を満喫
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当たりパターンを探せ!タチウオの楽しさ再確認
ひと昔前のタチウオ釣りといえば、ゴツいタックルにゴツいエサ釣り仕掛けだった。
しかしライトタックルやルアー釣りが普及して手軽になり、一気に人気魚種になった。
その魅力はなんといってもゲーム性にある。
アタリがあってもなかなかハリ掛かりせず、地団駄を踏むこともしばしば。
それだけに誘い方や合わせどころを試行錯誤してガツンとフッキングさせたときの快感は癖になってしまう。
もちろん食味も最高。
刺身、天ぷら、塩焼きのほかムニエルもうまい。
![釣行の写真]()
▲サイズは75~115cmまで様ざま
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1m超えも浮上
7月13日、新安浦の義和丸のショートタチウオ乗合に釣友を誘って出かけてきた。
今のところ釣り場は猿島~観音崎沖にかけての50mラインがメインらしい。
集まったアングラーは私を含めて15名、テンヤ派が2名とテンビン派が13名の布陣だ。
「数のテンビン、型のテンヤ」と言われているが、はたして結果はいかに?
なお、テンヤ釣りは釣り座が指定されるので、予約時に必ず申し出てほしい。
「テンビンの人はオモリ60号でお願いします」と船長が告げて7時20分に出船。
10分ほどで、はや船団を形成している観音崎沖に到着する。
「タナは海面から38~48mの範囲です。どうぞ」でスタート。
船長に水深を聞くと58mとのことだ。
タチウオ釣りで注意したいのは、まず船長の指示ダナを守ること。
次に、巻き上げの際の食い上げ。
道糸を切られたり、糸がフケてオマツリの原因にもなるのでテンションを緩めずに巻くことだ。
そしてタチウオの歯。
カミソリ並みに切れるから、ハリを外す際は魚バサミやタオルでガッチリ固定して行いたい。
撮影準備も済まないうちから、左舷胴の間の山口さんがリーリング開始。
小ぶりながらも幸先よくタチウオをゲット。
「僕にもきたよ」と釣友の渡辺さんも90cmのタチウオを釣り上げた。
タナの上限まで誘い上げて落とし直した際、糸フケが出たので合わせたのこと。
エサを追いかけてきたタチウオが食いついたところへ落とし込んだので糸フケが出たのだろう。
泉さん、稲田さん、右近さんがタチウオを抜き上げたものの、展開としてはポツリポツリの食い。
30分したところで小移動となる。
指示ダナは32~42mの範囲で、ここから一気に釣況が好転。
右舷胴の間の河野さんがタチウオを釣り上げると、右舷トモの中山さんも巻き上げを開始。
ロッドが激しく絞り込まれているので大型だろう。
上がってきたのは1mオーバーの幅広デップリタチウオだ。
各所で竿が立ち、女性アングラーの谷川あけみさんや笹原優奈さんにももれなくタチウオがアタック、船内が活気づく。
「まずまずのサイズだけど写真撮るかい?」と話しかけてきたのは左舷ミヨシ2番の常連、秋山さん。
テンヤで仕留めたタチウオは110cmの立派な1本だ。
秋山さんはその後も115cmも釣り上げ「型のテンヤ」を証明した。
![釣行の写真]()
▲日焼け、熱中症対策も万全に
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知っ得!エサ付けあれこれ
左が一般的なサバの切り身エサ。
真ん中はスリットを入れてヒラヒラとアピールする手法。
右はダブル掛け、よりアピールを高める付け方。
日によって効果の有無があるけれど、試してみてほしい。
Tackle Guide
道糸はPE2号まで。
ハリスは6~8号2m前後の1本バリ。
道糸を切られる可能性があるのでテンビンとオモリの予備を忘れずに。
自分なりの攻略術を探す
順調に写真撮りを済ませ、9時15分から私も参戦。
シャクリを入れてはハンドルを3分の1回転するショートピッチの誘い上げを繰り返し、アタリをリサーチ。
しかし時合が過ぎてしまったようで、35mでコツンときたもののフッキングせず、モタ~ッとモタレが出るもののハリ掛かりしなかったり……。
いずれも見逃してしまいそうな小さなシグナルで、エサの先端だけかじられていた。
活性が低い証拠だ。
そこで一工夫。
エサを2cmほど短く切って、ハサミでスリットを入れてみる。
これで電動ジリ巻き。
エサを短くしたのはハリ先を口元に近づけるため。
さらにスリットでヒラヒラさせて誘い、デッドスローでエサに食いつきやすくする作戦だ。
効果はすぐに表れ、明確な魚信が出て1本目をゲット。
ここで船長から移動の合図、9時半に猿島の東沖へ船を走らせた。
ここで30分ほど粘ったものの船中数本が上がった程度でアタリが消えたので、再び観音崎へ。
しばらく低調が続いたものの、指示ダナ50~60mのポイントに移動した11時過ぎに時合が到来する。
2~3人が同時ヒットさせた後、あちらこちらでロッドが弧を描き始めた。
明らかに活性が上がったようだ。
そしてついに入れ食いモードに突入。
私も電動ジリ巻きでタナを探り、アタリがほぼ100パーセントの確率で訪れる。
ここからハリ掛かりさせるまでの攻防が楽しい。
色いろと試した結果、アタリを察知したら巻き上げをやめ、その場でクイックイッとシェイク。
そのうちグンと引き込むので、すかさず合わせる。
これが今日のヒットパターンだと確信した。
それからは投入のたびにタチウオを釣り上げ、沖揚がりの13時まで途切れることなく釣れ続けた。
結果、20本のタチウオをゲット。
船内釣果は70~115cmのタチウオをテンビン派が10~33本、テンヤ派が11~16本。
実釣5時間強のショート船ゆえ、猛暑でも体力の消耗が少なくほどよい感じで下船した。
タチウオとのムズい駆け引き、そして強烈な引きを味わいに出かけてみては?
おそらく、癖になる。
![釣行の写真]()
▲デカい。指6本幅くらいだろうか
出典:
船宿INFORMATION
三浦半島新安浦港
義和丸
046・825・0078
▼備考=予約乗合、7時15分出船。
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隔週刊つり情報(2025年8月15号)※無断複製・転載禁止