7月3日、旬のイサキ狙いで釣友の加藤氏と相模湾真鶴港・富丸の午後船へ釣行した。
11時45分に港へ到着。
当日の乗船者は3名、左舷胴の間に加藤氏、私は左舷ミヨシに並んで座る。
12時40分に出船、15分ほどで真鶴沖のポイントに到着。
「水深は30m、上から15~18mのタナで誘ってください。コマセはまき過ぎずポロポロ程度で上げたときに半分以上残るくらい」と船長からのアナウンスで開始。
まずは全長4.5mの3本バリ仕掛けで様子を見て、食いが立ってきたら全長3mの仕掛けに交換するつもりだ。
良型イサキ連発
持参したオキアミを付けて1投目。
18mまでコマセカゴを下ろして仕掛けがなじむのを待ってから、1m巻くごとにコマセを一振りし、指示ダナ上限の15mまで巻き上げて待つ。
さっそくクンと竿先がお辞儀。
すかさず合わせを入れるがハリ掛かりしない。
3本バリすべてが空になって上がってきた。
気を取り直して2投目、今度は16mまで下ろし、コマセを一振り、15mでアタリを待つと軟調竿がキューンと弧を描く。
最初の獲物とあって慎重に巻き上げると先バリに30cm級のイサキ。
大切にタモ取りする。
隣を見ると加藤氏もヤリトリの真っ最中、同サイズのイサキを抜き上げた。
その後はポツンポツンと拾い釣り、開始から1時間で4尾のイサキを足元のバケツに泳がせた。
いずれも30cm超で壮観である。
食いが落ち着いてきた14時過ぎ、最初の移動となる。
ポイントに到着し、オキアミを付けて投入するとすぐにアタリ。
小気味いい引きを見せて上がってきたのはタカベ。
次投で釣れ上がったのは、ムロアジの中でもとくにおいしいと評判のオアカムロ。
タカベとオアカムロの露払いが終わり、いよいよ主役登場。
16mでコマセを一振り、誘いを入れて1m巻き上げると、本日一番のアタリ。
ドラグはズルズル滑り出し、じっくり時間をかけて釣り上げたのは体高のある36cmのイサキ。
それからはイサキの活性が上がりダブル、トリプルを含めて30cm前後のイサキが入れ掛かりとなる。
全長3mの仕掛けに替えて手返しよく連釣する。
加藤氏にいたっては当日最大38cmのイサキも釣り上げ、これ以上釣るとクーラーに入らないとぜいたくなボヤキも飛び出した。
全員イサキの釣果十分となった15時半過ぎ、「残り1時間半ほどアジをやりましょう」と船長のアナウンスがあり、10分ほど小移動。
魚礁周りのポイントで再開。
全長2.5mのアジ仕掛けに交換し投入、船長の指示ダナ80mの1m下までコマセカゴを下ろし、コマセを一振り、ゆっくり1m巻き上げて待つ。
するとクククンとアジ特有のアタリ。
25cmの中アジが一荷で釣れ上がった。
潮が速く、1流し1投の様相だが、ほぼ投入のたびに中アジが釣れ、10尾を追釣。
ラスト1投で30cmのムツを釣り上げたところで17時10分の沖揚がりを迎えた。
釣果は28~36cmのイサキが27尾、18~26cmのマアジが12尾、ほかにタカベ、オアカムロ、ムツ、ゴマサバ。
旬の魚が大漁の大満足釣行となった。
持ち帰ったイサキとアジは刺身、塩焼きにしてどれも期待どおりのうまさ。
タカベとオアカムロはさらに上をゆき、脂の乗った刺身は絶品だった。
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隔週刊つり情報(2024年8月15号)※無断複製・転載禁止