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隊長★竹田 信彦
魚を釣ることと飲むことを生きがいにしているビンボーライター。
釣り歴は40年以上だが釣りの腕はいまだにビギナーレベルの53歳。
最近は老眼が進みガイドにラインが通っていないこともある。
隊員★近田 憲男
本誌編集部に加入して5年目ながらまだまだビギナーから脱出できないポンコツ。
食欲を満たすためなら外道も食らうため、前回はゲドゥー担当だった。
今回は本命を狙えるとあって鼻息を荒く釣りをするアラフィフ。
目次
今回のお題は解禁したばかりの九十九里飯岡沖のヒラメ。
良型をビシッと上げてヒラメ三昧をするのでありやす。
お世話になったのは飯岡港の隆正丸。
「バンバン食っているみたいッスよ！」とは編集部近田。
ホントかなぁ？
コイツ出船する前はいつもこうなんだよなぁ。
当日は3時半に船宿に集合して受付を済ませて船着き場へ。
準備が整った4時半に出船となった。
30分ほど走った飯岡沖の水深20mでエサのマイワシが配られ開始。
まずはオレが竿を出してみる。
解禁直後とはいえそう簡単にはアタらないと思っていたが、1投目から竿先に派手なアタリが出て十分に食い込ませたところで合わせる。
うれしいことに合わせは決まったが、アレ？全然引かないぞ！
上がってきたのはよくハリに掛かったなぁと思うくらいの30cm級のソゲ。
もちろんリリースした。
エサを付け直し底から30～50cmのタナを探っているとまたまたアタリ。
ドキドキしながら食い込むのを待っていると、ギューンと竿先が入った。
合わせると魚の重みが竿に乗り今度は結構な引き。
ややあって上がってきたのは1.5kgの本命で、その後に1kg級も追加。
開始1時間ほどで3枚のヒラメを釣っちゃったオレ。
今年の釣り運を全部使っちゃった気がして今後の取材が心配になる。
開始早々からヒラメを連発
このころから周りの皆さんも1～2kg級のヒラメを次つぎに釣り上げていく。
ヒラメってこんなに釣れるんだっけ？
鈴木船長の話ではヒラメのほかにメバルやカサゴ、ワラサなんかも交じるそうだが、この日はヒラメオンリー。
近田以外全員が本命を手にした。
料理撮影用の魚を早々にゲットできたので気分はかなり楽。
物乞い隊にならずに済むのは素晴らしい。
中盤になり近田と選手交代。
流し変えるたびに船中のだれかしらが竿を曲げている状況なので近田もすぐに釣るだろうと思っていたが……。
しばらくするとヒラメラッシュに突入し3kg級も登場。
トモ～胴の間にかけて次つぎに竿が弧を描き、タモ入れする船長は大忙し。
オレもカメラを手に船上を歩き回る。
そんな大盛り上がりの状況のなか一人だけお通夜みたいな顔をしていたのが近田。
たまにアタリがあっても食い込まず、合わせてもスッポ抜けをやらかしたりしてなかなか釣果につながらない。
終盤にはアタリすら出なくなってお地蔵さんのように固まっていた。
結局、近田の竿は弧を描くことなく終了。
持ってないというかなんというか……。
1～1.5kg級のヒラメを連発
当日のトップは0.5～3kgのヒラメを6枚釣り上げた伊藤文雄さんでお見事！
オレの隣で竿を出していた木島兄弟は釣ったヒラメを海水循環させたクーラーで生かしていて下船後はブクブクのスイッチをオン。
聞けば2人とも板前さんで寿司店を経営。
この日のヒラメは店のイケスに直行するそうな。
釣りを楽しみながらの仕入れだったんですな。
鈴木船長によると飯岡沖のヒラメはこれからが本番で7月は大中小交じりで上がり、8月は数が出るとのこと。
マハタなども交じるそうなので釣れたらラッキー。
今シーズンの飯岡沖のヒラメはアタリの数が本当に多いのでまだやったことがない人にもおすすめ。
まだ帰ってきたばかりだけどあのドキドキ感を味わいたくてまたすぐにでも行きたい気分でありやす。
3kgのヒラメを頭に6枚のヒラメを釣り上げた伊藤さん
1kg前後のヒラメがよく釣 れた
同船した木島利秋さんは、以前、つり情報に写真が掲載されたことがあるらしく、ご縁を感じました。
Bグル隊の取材を体験していただいたところ、「良型のヒラメが釣れてよかったです。お役に立てましたか」と木島さん。
隊長と一緒に誌面を飾っていただきありがとうございました。
木島さんはお寿司屋さんで、釣ったヒラメは生かして持ち帰るとか
ここ最近は各社から色いろな缶チューハイが発売されているけど、どれも甘ったるいのが多いんだよねぇ。
そんな中、甘くないのがキリンから発売されている「本搾りレモン」。
ウォッカとレモン果汁だけで作られていて味わいは居酒屋で飲むレモンサワーそのもの。
スッキリとしていて揚げ物など油を使った料理に実によく合う。
かれこれ15年くらい飲んでいるけどいまだに飽きない。
まだ飲んだことがない人はぜひ一度味わってみて。その爽快感にきっとハマっちゃうハズだ。
九十九里・飯岡港 隆正丸
0479・57・5432
▼備考＝予約乗合、3時半集合。フグ、シロギスへも出船
隔週刊つり情報（2023年7月15号）※無断複製・転載禁止
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