ビッグベイトで狙うコノシロパターンの東京湾シーバス

今回のイチ押しルアーは、今や大人気のビッグベイトで狙う東京湾のシーバス。

70cmオーバーのシーバスが大型のプラグに襲いかかるシーンはまさに興奮モノ。

東京湾奥横浜本牧出船のチャーター船・シーウルフの内田信吾船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「ビッグベイトで狙うシーバスの魅力を教えてください」

船長「この時期になると20cm前後のコノシロの群れが東京湾奥に入ってきて、産卵を控えた大型のシーバスがそれを捕食しています。そのためベイトと同じサイズのビッグベイトと呼ばれる大型ルアーが有効です。ビッグベイトで釣れるシーバスはほぼ70cmオーバー、中には95cmなんていうランカーサイズも上がっています」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょう？」

船長「鶴見川の河口と多摩川の河口周辺です」

ノブ「タックルはどんなものを用意すればいいでしょうか？」

船長「使うルアーが大きく重くヒットするシーバスも大きいのである程度パワーのあるタックルが必要になります。専用のベイトタックルもありますが慣れないとキャストが難しいので、サワラやシイラのキャスティングゲーム用スピニングタックルをおすすめします」

ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか？」

船長「PEラインの2～3号で先端に50lbのナイロンリーダーを1.5mほど付けてください」

ノブ「ビッグベイトはどんなものを用意すればいいッスか？」

船長「14～22cmのＳ字系でフローティングタイプがメインになります。もしあればシンキングタイプも持ってきてください。フックは安全ためにバーブレスでお願いします」

ノブ「ビッグベイトの動かし方を教えてください」

船長「弱ったコノシロをイメージすることが大事です。キャストしたらスローリトリーブでS字を描いたら時折ストップを入れてください。シーバスがルアーにアタックしてくるのはストップを入れた瞬間で、水面を割って出るので竹田さんも興奮しますよ～（笑）。シーバスがバイトしたら糸フケを取り、魚の重みを感じてから合わせてください。出た瞬間に焦って合わせるとフッキングせずにスッポ抜けるので早合わせは禁物です」

ノブ「この釣りをするときの秘訣はありますか？」

船長「大物狙いなのでそれほどアタリが多い釣りではありません。常に集中して楽しんでほしいです」

ノブ「今後の見通しはどうでしょう？」

船長「冬に向かってどんどんよくなっていくと思います。ここ数年ずっと好調なので12月中旬まで期待できますよ。私も今から楽しみです」

ノブ「船長のところではどんな釣りプランがありますか？」

船長「4時間、6時間、8時間のコースがあって鶴見川河口で釣る場合は4時間コース、多摩川河口で釣る場合は6時間、8時間のコースですね」

ノブ「お客さんにひと言お願いします」

船長「ハイ。ビッグなシーバスが釣れるチャンスです。1mオーバーを目指してぜひ頑張ってみてください。私も頑張りますので！」

ノブ「今日はありがとうございました。トップゲーム好きなのでビッグベイトのシーバス、超やってみたくなりました」

船長「ぜひ遊びにきてください。一緒に楽しみましょう」

ノブ「お願いしま～す！」

東京湾奥・横浜本牧　SEAWOLF

045・624・4887

備考＝7時と13時出船（状況により早出あり）。希望でナイトゲームへも出船。