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[仲間や家族と沖釣りホリデー!貸し切り船ナビ(第28回)]東京湾奥立会川 釣り船小林

隔週刊つり情報編集部

40年以上続く天ぷら船の老舗

釣り船小林が仕立専門の船宿として当地に看板を掲げたのは40年以上も前のこと。

それまでは、先代が投網で捕った魚をその場で天ぷらにしてお客に提供する船を生業にしていたそうだから、同船の天ぷら船はまさに筋金入り。

現在は先代から舵を受け継いだ小林芳正船長と仲乗りの田中亮吉さんが釣り人をもてなしてくれる。

小林船長に10月中旬以降のおすすめを伺うと、イチ推しはなんといってもハゼ釣り&天ぷら船とのこと。

釣り場は木更津沖で、この時期は10~15cm級の中型主体に楽しめ、お昼には揚げたて熱あつの天ぷらが味わえる。

天ぷらはエビやアナゴ、メゴチなどが食べ切れないほど出され、アサリの味噌汁やご飯、お新香も付くのでお腹一杯になること間違いなし。

なお天ぷら船の釣り物は、イシモチやシロギスで出船することも可能だ。

もちろん釣りのみの仕立船も受け付けていて、ライトアジとイシモチがおすすめとのこと。

ライトアジは木更津沖や横浜沖の水深20m前後が釣り場。

釣れるアジは20~25cm級が主体で一人40~50尾の釣果も珍しくないそうだ。

とくに秋のアジは身に脂がしっかりと乗っていて抜群の食味。

みんなで釣りまくって刺身やフライなどアジ三昧というのもいいだろう。

イシモチの釣り場は横浜沖の水深20m前後。

20~25cm級を中心に日によっては30cmオーバーの良型も顔を見せる。

子供にも簡単に釣れて強い引きを味わえるので家族連れに人気が高いという。

小林船長と仲乗りの田中さんは、優しく穏やかな人柄で実に親切。

釣り方などもていねいに教えてくれるからビギナーを連れた釣行も安心だ。

京急立会川駅より徒歩5分の立地だから電車釣行で天ぷら船に乗船。

船上で絶品の天ぷらを味わいながら、キンキンに冷えた缶ビールをプシュッとやるのもオツなものだろう。

秋~冬にかけての行楽釣行にぜひおすすめしたい船宿だ。

釣行の写真

天ぷら船は一度体験するとだれもがその楽しさ、おいしさに魅了される

今回の釣り仲間

取材でお邪魔させていただいたのは、東京都大田区の神尾誠さんが幹事を務めるグループ。

釣り物はシロギスです。

小林芳正船長に聞きました! 天ぷら船で用意するものは?

釣りをしたことがない人も誘いやすい天ぷら船。

何を用意すればいいか小林芳正船長に聞いてみました。

「釣り竿やエサなどは私どもが用意いたしますので、釣った魚を入れるクーラーをお願いいたします。あとは風が当たると寒いこともあるので、レインウエアやウインドブレーカーを用意してください。ライフジャケットは貸し出し用のものがあるのでそれを着てもらえばOKです。飲み物類は各自でお願いいたします。飲み物を冷やしておくためのクーラーボックスが必要な方は予約時にお伝えください。用意いたします」とのこと。

もちろんアルコール類の持ち込みも問題なし。

とはいえ、船に乗るのだからほどほどにしましょうね。

食事の写真

山盛りで出されるエビと今や希少となったメゴチ、ご飯とアサリの味噌汁も付く

シロギスは苦戦したものの揚げたての天ぷらで皆笑顔

釣り船小林を訪れたのは9月25日のこと。

東京都大田区の神尾誠さんが幹事を務めるグループがシロギス釣り&天ぷら船で仕立てた船にお邪魔させていただいた。

当日は7時半に出船。

約1時間ほど走った木更津沖の水深15m前後で開始となった。

早々に20cm級のシロギスがポツポツと取り込まれたが、後が続かない。

前日の荒天からの風とウネリが残ってしまいシロギス釣りには非常に厳しい状況。

風とウネリが収まるまで浅場へ移動してハゼを狙うことに。

ハゼの釣り場は波のない木更津沖の水深2~3m。

仕掛けを下ろすとすぐに10cm級のハゼが顔を見せ、その後もいいペースで釣れ上がる。

今年もハゼの湧きはいいようだ。

11時になったところでお待ちかねの食事タイム。

揚げたてのエビやメゴチの天ぷらが配られご飯とアサリの味噌汁をよそったところで乾杯!

皆さんは天ぷらに舌鼓を打ち、なんともいい表情を見せる。

次つぎにアナゴやイカなどの天ぷらが追加され筆者もいただいたのだが、さすがはプロの仕事。

まさに絶品であった。

「ここの天ぷらはうまいからたくさん食べちゃうけど、不思議ともたれないんですよ」とは幹事の神尾さん。

約1時間ほどかけて天ぷらを堪能し、お腹が一杯になったところで釣りを再開。

午後は風とウネリが少し収まったのでシロギスを狙う。

仕掛けを入れると20cm級のシロギスがイシモチ交じりでポツポツと上がったが、残念ながら状況は好転せず沖揚がりの時間を迎えた。

なお、今回のようなシロギスからハゼといったリレー形式は通常は行わないとのこと。

当日は風を避けるためのイレギュラーなケース。

海が穏やかならばシロギスがもっと釣れたに違いない。

今後はハゼを筆頭にシロギスやイシモチ釣りも楽しい天ぷら船。

秋の行楽フィッシングにイチ推しです。

釣行の写真

後半に上がった20cm級のシロギス

釣行の写真

後半のシロギスではイシモチも交じった

釣行の写真

ウネリを避けるために木更津港付近を狙ったハゼはコンスタントに上がった

幹事の神尾誠さんに聞きました! 一日釣りを楽しめてお腹も一杯なってこの料金はお得です!

「釣り船小林の天ぷら船は4年ほど前から利用していて、今年は春に続いて今回で2回目です。最大の魅力はなんといっても船上で味わえる揚げたての天ぷらですね。これが本当にうまい!量もたっぷり出してくれるので若い人にも人気です。一日釣りを楽しめてお腹も一杯になってこの料金はとてもお得だと思います。天ぷら船で仲間を集めるとすぐに集まっちゃいますよ。今日のシロギス釣りはなかなか厳しいものがありましたが、前日までの荒天を思えば出船できただけマシ。来春の天ぷら船もお願いしようと思っています」

ご協力ありがとうございました。

天ぷら船大好きです! by 須藤真史さん

東京都品川区の須藤真史さん(23歳)は今回が2回目の天ぷら船とのこと。

当日の感想などを伺ってみました。

「釣りは昨年から始めたんですが、天ぷら船はとくに気に入っています。釣りが楽しめておいしい天ぷらをガッツリ味わえるなんて最高じゃないですか。今日はシロギスの食いが今イチでしたが、先輩たちと楽しく過ごせていい休日になりました。食事のときはご飯にアサリの味噌汁をぶっかけて深川飯にしたんですがこれがメチャうま! もちろん船長たちが揚げてくれた天ぷらも絶品でご飯が進みました。誘われたら絶対に参加します」。

とにかく楽しそうに釣っていてよく食べていた須藤さん。

これからも若きパワーで頑張ってください。

釣行の写真

最後に20cmオーバーも登場!

食事の写真

揚げたての天ぷらに皆さん大満足

Information

東京湾奥立会川 釣り船小林

03・3764・5718

10名より受付、下船後に乗船場にて精算。

船の写真

乗船場に入り右に進むと船がある

地図

京急立会川駅から乗船場までの道順

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