今回のイチ押しルアーは日本海のクロマグロ。
海の黒いダイヤとも呼ばれ、オフショアルアーアングラーの憧れの的でもありやす。
新潟県糸魚川市市いちぶり振港の市振ガイドサービス・海成丸の常田保幸船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。
▲昨年キャッチされた63kg。(写真提供:市振ガイドサービス・海成丸)
出典:
ノブ「6月1日よりクロマグロのキャスティングゲームを開始したそうですが状況はどうでしょう?」
船長「まだ始めたばかりですが今年は魚が多いように思います。30kg未満の魚はリリースしてビッグワンを狙うのですが、先日は全然止められないのがヒットして♯7のスプリットリングを伸ばされました」
ノブ「♯7のスプリットリングって伸びるんすか? ありえねぇ。さすがはクロマグロですね。釣り場はどのあたりでしょう?」
船長「富山湾全域と上越沖です。富山湾ではすでに120kgがキャッチされています」
ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか?」
船長「PE6~8号をマグロのランに備えて300mは巻いてきてください」
ノブ「ショックリーダーは何ポンドくらいでしょうか?」
船長「ナイロンラインの140~170ポンドを1.5~3m付けてください」
ノブ「ルアーはどんなものを用意すればいいですか?」
船長「200mm前後のポッパーとフローティングペンシルを用意してください。とくに今年はポッパーがいいですね」
ノブ「出船形態を教えてください」
船長「最大で12時間の一日船で6名限定の出船になります。釣り座はチャンスごとにローテーションして釣っていきます」
ノブ「キャスティング方法はオーバーヘッドでいいですか?」
船長「ハイ。ただし1投、1投必ず後方確認をするようにしてください」
ノブ「釣り方のコツを教えてください」
船長「ナブラ撃ちと誘い出しで釣っていくのですが、ナブラが沈んでしまってもあきらめずに誘い出しをやり続けることです。これでヒットすることがよくあります。それとナブラがなくても海鳥の動きなどを見ていると突然チャンスが訪れることがあるので、やはり誘い出しをやめないことですね。そんなときに出るマグロはデカいことが多いです」
ノブ「注意点があったら教えてください」
船長「事故防止のためにフックは必ずバーブレスにしてください。30kg未満のリリースを考えると#6/0、7/0のシングルフックがおすすめです」
ノブ「今後の見通しを教えてください」
船長「これからシーズン終了の7月上旬までデカいマグロの群れがどんどん入ってくると思います。昨年も後半に63kgがキャッチされました。これからに期待ですね」
ノブ「クロマグロ以外での出船もあるのでしょうか?」
船長「7月以降はスロジギで狙うアカムツ、アラがおすすめです。とくに今年はアカムツが好調で5月から1~1.5kg級がよく上がっています」
ノブ「船長、今日はありがとうございました。やっぱりクロマグロは強烈ですね。お話を聞いて驚きでした」
船長「この魚だけは別格です。100kgオーバーも夢ではありません。ぜひ竹田さんも挑戦してみてください」
ノブ「やってみたい! まずはタックルを買うお金を稼がなきゃです」
船長「頑張って(笑)」
INFORMATION
新潟県・糸魚川市市振港市振ガイドサービス 海成丸
090・9761・5866
備考=4時出船(電話にて確認)。
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隔週刊つり情報(2022年7月1号)※無断複製・転載禁止