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[仲間や家族と沖釣りホリデー!貸し切り船ナビ(第23回)]相模湾大磯港 五平丸

隔週刊つり情報編集部

相模湾大磯港の五平丸は周年楽しめるアジ&サバ五目、マダイのほか、夏場はカツオやキハダ、シロギスなども得意とする船宿。

ベテランの優しい船長が相模湾の沖釣りを満喫させてくれる。

今回の釣り仲間

取材でお邪魔させていただいたのは、東京都府中市の本多淳治さんが幹事を務めるグループ。

釣り物はアジ&サバ五目です。

二宮成利船長に聞きました! アジ&サバ五目のコツ

「仕掛けが着底したら、糸フケを取ってから3m巻き上げてコマセを2~3回振り出し、もう1m巻き上げて待ちます。1~2分待ってアタリがないようなら底に下ろして、タナを取り直します。これを2~3回繰り返したら仕掛けを上げてコマセを詰め直してください。竿先にアタリが出たらすぐに巻き上げないで、少し待って追い食いさせるのが数をのばすコツです。アジは30 ~40cm級の良型主体で、抜き上げると魚の重みで口切れしやすいので、取り込みはできるだけタモを使うようにしてください」

現役漁師の船長が旬の釣り物を案内

大磯港の五平丸が遊漁船を始めたのは、先代が漁の合間にお客さんを乗せた40年以上前のこと。

現在は19歳のころから同船に乗り、釣り船の予約がないときはヒラメの刺し網漁などに精を出す2代目の二宮成利船長が舵を握る。

二宮船長に5月中旬以降のおすすめをたずねると、イチ推しはなんといってもベストシーズンを迎えるアジ&サバ五目とのこと。

アジは25~30cm級主体に40cmオーバーも顔を見せ、日によっては40~50cm級のサバが交じり、ビギナーも十分に楽しめる。

釣り場は二宮沖や大磯沖の水深100m前後。

初夏のアジは身に脂が乗り抜群においしいという。

マダイ五目もいい時期で、大磯沖の水深50~100mを狙う。

マダイは1kg前後を中心に日によっては2~3kg級も顔を見せ、アジやサバなどが交じってクーラーの中はにぎやかになるという。

エサ用の小アジやイワシを釣り、泳がせ釣りで狙うヒラメやハタも上向く時期。

釣り場は大磯沖の水深30~70m前後で、ヒラメやハタは1~2kgクラスが中心。

ハタ類はマハタやオオモンハタ、アカハタなどが上がり、カサゴやホウボウ、マゴチなども交じって泳がせ釣りならではのスリリングな釣趣を味わえる。

初夏はシロギスも狙い目。

釣り場は港からすぐの大磯沖水深15~20m。

メゴチ交じりで15~20cm級の数釣りが楽しめる。

釣ったシロギスやメゴチを泳がせてマゴチを狙うのも面白く、40~50cm級が上がるそうだ。

そのほかクロムツ(ムツ)五目も受け付けていて、二宮沖や茅ケ崎沖の水深200~300mを探る。

メダイやクロシビカマス、ユメカサゴなども交じるそうで、中深海ファンにおすすめとのこと。

また夏場のキハダ、カツオも予約を受け付け中。

昨年のカツオは良型が多く3~4kgクラスがよく上がったそうなので今年も期待したいところだ。

現役漁師ならではの経験と勘を生かして釣り人を楽しませる二宮成利船長は、実に明るく優しい人柄。

釣り物についてはなんでも相談してほしいとのことだから、釣行日を決めたら、まずは電話をしてみてはいかがだろう。

釣り場の写真

当日の釣り場は大磯沖の水深100m前後

釣行の写真

平均サイズは25~30cm前後

超楽しかったです! by 稲岡岳人さん

この日アジ&サバ五目に初挑戦した東京都府中市の稲岡岳人さん。

当日の感想をうかがってみました。

「電動リールを使うのも初めてで、出船前は自分が釣れるとは思っていませんでした。でも周りの皆さんが指導してくれたおかげでまさかの爆釣。竿先にククンとアタリがくるとなんともうれしい気分になりました。帰ってからの刺身が今から楽しみです。超楽しかったのでまた乗船したいと思います」

始めのうちは釣り方に戸惑っていた稲岡さんでしたが、飲み込みが早く、みるみる上達して良型のアジを一荷で釣り上げることも。

これからも色いろな釣りを楽しんでください。

アジが釣れっぱなし! 40cm級も登場

五平丸を訪れたのは4月17日のこと。

東京都府中市の本多淳治さんが幹事を務めるグループがアジ&サバ五目で仕立てた船にお邪魔させていただいた。

当日は6時15分に出船。

20分ほど走った大磯沖の水深100m前後で開始となった。

コマセが効き始めると次つぎにアタリが出て25~30cm級のアジやサバが取り込まれる。

美味な良型のウルメイワシやクロムツも交じり開始早々から絶好調。

釣れるアジはどれも丸まるとしていて見るからにおいしそうだ。

アジの食いがやや落ちたところで小移動し船長は船をアンカリングする。

水深は97m。

タナは底から4mで再開。

「ここは型のいいのが出るんですよ」と船長。

その言葉どおりすぐに40cm級のアジが登場。

アタリは断続的に続き25~40cm級のアジが上がるが抜き上げによるバラシが頻発。

「バラすともったいないので、取り込みはタモを使ってください」と船長がアドバイス。

中盤を過ぎてもアジの食いは落ちることなく続き、皆さんは実に楽しげな表情を見せる。

レンタルタックルでこの日アジ&サバ五目に初挑戦した東京都府中市の稲陸さんは、「こんなに釣れると思っていなかったのでビックリです!」と言って破顔一笑。

確かに開始からずっと釣れ続いている。

後半に入るとサバが多くなったが、空バリで釣っていた人はコンスタントにアジをキャッチ。

ハリは金バリがよく、銀色のハリにはなぜか反応しなかった。

午後1時に沖揚がり時間を迎え、この日のトップは30尾以上の釣果。

アジのサイズがいいだけに、皆さんのクーラーは満タンになっていた。

五平丸のアジ&サバ五目は手堅い釣果が魅力。

良型のアジやサバを釣りまくりたい人に超おすすめです。

釣行の写真

40cm級のアジも上がった

釣行の写真

一荷で上がることもしばしば

釣行の写真

終わってみれば皆さんのクーラーは満タン

五平丸のココが好き!

幹事の本多淳治さんに聞きました!

船長が優しく親切で一日気持ちよく釣りが楽しめました。

仲間も大満足です!

「五平丸を仕立てたのは今回が初めてです。船長が優しく親切で気持ちよく釣りが楽しめました。朝から沖揚がりまで良型のアジやサバが途切れることなく釣れ続く経験は初めてのことで、船長に感謝です。仲間も大満足でいい一日になりました。レンタルタックルの料金が安いのも幹事としてはうれしいですね。すっかり五平丸のファンになっちゃったので、またぜひ利用したいと思います」

ご協力ありがとうございました。

Information

相模湾大磯港 五平丸

0463ー61ー2635

090-8171-5159

船の写真

船は8.5t、最大で16名まで乗船可能だが「10名までが釣りやすい」と船長

港の入り口の写真

大磯港の入り口にはゲートがあり、入るときは右側にある緑色のボタンを押すとゲートが上がって入れる。一度入るとカードがないと出られないので注意

カードの写真

帰りは船長がこのカードを手渡してくれるので、 ゲートのカード機に入れるとゲートが上がる

駐車場の写真

車は船長に指定された場所に停める

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隔週刊つり情報(2022年6月1号)※無断複製・転載禁止

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