読者の皆さん、こんにちは。
なおちんこと井上直美です。
第24回なおちゃんねるは東京湾奥浦安の吉野屋さんにお世話になってシロギスとアナゴのリレー釣りを楽しんできました。
吉野屋さんは少し前にプライベートでも遊びに行かせてもらったのですが、スタッフの皆さんとても親切ですし、店内は清潔感があり手洗い場なども広く、仕掛けもすべてそろっているので初心者さんにもかなりオススメな船宿さんです。
プロフィール
アルファタックルフィールドスタッフ。
ドクモスカウト2014 グランプリ、第4代ツリタガ~ル。“
なおちん” の愛称で親しまれる。
今回のリレー船は13時出船なのでのんびりなのもいいですよね♪
ポイントまでは少し遠いいので、その間にゆっくり準備もできます。
まずは中ノ瀬18m前後でシロギス釣りからスタート。
シロギスはそんなに難しくない釣りですが、うまい人とそうでない人では釣果に大きく差が出る釣りで、私も前半はかなり苦戦しました。
周りは釣れているのに私だけ全くアタリがありません。
見かねた編集部の方に簡単でハマればよく釣れる釣り方を教えてもらいました。
キャストして仕掛けが底に着いたらシャクリを入れ、すぐにストンと竿先を下げます。
糸フケが出たまま5秒ほど待ち、またシャクリを入れるとその瞬間にシロギスが掛かっているという釣り方。
難しくない!シロギス釣り その一 タックル&仕掛け
テンビンと胴つき仕掛けは好みで選んでOK。
オモリはいずれの場合も15号。
今回のなおちんは初心者にもおすすめできるベイト用シロギス竿に胴つき仕掛けの組み合わせを使用した。
難しくない!シロギス釣り その二 シャクリ釣り
シロギスの誘い方には色いろあるが、胴つき仕掛けの場合、初心者でも簡単にできるのがシャクリ釣り。
軽く仕掛けを投げたらシュッとシャクリ上げ、スッと竿先を下げる。
この繰り返しで手前まで探ってくる。
竿を下げたときにアオイソメがフワリと漂いアピール、シロギスがエサを吸い込む。
シャクリが合わせを兼ねているので、魚がエサを口にしていればシャクリ上げたときに自動的にハリ掛かりして竿先にアタリが出る。
あとはそのままリールを巻いてくればOKだ。
半信半疑でやってみるとすぐに釣れました!
しかもいいサイズ♪
その後も一投1尾で何かしらの魚が釣れて完全にパターンがハマった様子♪
しかし、やっぱり私はアタリを取って魚を掛けていきたいので、次は底ダチを取ってシャクった後は糸フケを取りゼロテンションで待ってみました。
少しするとピクピクッと穂先にアタリが出たので合わせを入れるとまたまたシロギスが釣れました。
合わせが遅いとバレてしまうのでタイミングが難しいのですが、合わせが決まるとすごく気持ちがよく楽しかったです。
数も12尾とまあまあ釣ることができたし、新しい釣り方も学べて一つ成長できたかな♪
難しくない!アナゴ釣り その一 タックル& 仕掛け
シロギスタックルをそのまま流用してもいいが、できれば専用のタックルがあったほうがいい。
仕掛けは初心者なら1本バリから始めたほうが無難。
オモリは20~25号。
難しくない!アナゴ釣り その二 基本的な釣り方
オモリが底に着いたら、仕掛けが浮きすぎないように竿先でトントンと小づいてやる。
アタリがなければたまに止めの間を入れたり、付けエサのチェックをする。
コツコツ、モゾモゾなどアタリかな?と思ったら、一呼吸置いてためらわずに大きく、しっかり合わせを入れる。
お食事中にアタリ
後半はアナゴ釣り。
ポイントは木更津沖の水深17m前後です。
アナゴ釣りはまだ2回目なので、仕掛けは1本バリにしました。
エサはアオイソメで、3cmくらいに切ってタップリ房掛けにします。
オモリは夜光のツリガネ型25号、その上にケミホタルを付けてアピール強めなのが基本スタイル。
オモリをちょっと浮かせた感じで底をトントンしていると、開始早々にアタリがありました。
エイッと合わせるとハリ掛かりしたようで引きも思ったりより強くハラハラドキドキ。
念願の1本目はアベレージサイズの食べごろなアナゴでした。
その後もアタリはあるものの掛けそびれたりなかなかうまくいきません。
そんなときはその場でシェイクが有効なこともありますが、今日はなんだか反応なし。
そして19時を過ぎ、そろそろ小腹が空いた時間帯。
なんと吉野屋さんのアナゴ船ではうどんを作って出してくれるんです。
冷えた身体に温かい汁が身に染み渡りほっこり♪
とってもおいしくてこれだけ食べに来たいくらいでした。
うどんを食べている間に置き竿にしていた穂先がピクピクピク。
慌てて竿を手にして合わせます。
今期は小型も多いとのことでしたが、こちらもいいサイズのアナゴでした。
しかし、やはりその後はアタリが続かなかったのでハリをもう1本追加して2本バリに、エサのボリュームを大きくしてアピールを強めてみました。
するとまたアタリがあって最後にもう1本釣り上げることができました。
今日のパターンは今イチ分かりませんでしたが、色いろ試して釣ることができたので楽しかったです。
東京湾の初夏の風物詩を一度に楽しめるシロギスとアナゴのリレー釣り、皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
(左)まずまずの中型。このサイズが1本交じるとうれしい(右上)リレー船でツ抜けできれば上等(右下)釣ったアナゴは船上で船長がさばいてくれる
出典:
Nao's Kitchen
シロギスは常連さんに教えてもらったしゃぶしゃぶにしました。
クセがないので一人で10尾分ペロリ。
三枚におろすだけだし調理も簡単。
アナゴは棒寿司に。
アナゴがフワフワでおいし過ぎました。
酢飯には大葉を混ぜて臭み消しに。
リピート確定です。
乗船MEMO INFORMATION
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隔週刊つり情報(2022年6月15号)※無断複製・転載禁止