盆休みに台風が連続で到来した合間の8月15日、宮城県仙台湾のルアー五目を楽しみに名取閖上港の第一謙信丸へ釣行した。
4時に8名が集まり、私は右トモに入った。
佐藤太船長がジギング初トライの親子にレクチャーして4時半に出船。
40分ほど走り、弘法根沖に到着する。
「水深32mで底から3~5m上に反応があります」のアナウンスで釣り開始。
40~80gのメタルジグやタイラバ、インチクなど各自思い思いの仕掛けを投入。
さっそく右胴の間で竿が曲がり、上がってきたのは30cmほどのサバ。
左ミヨシでもサバが上がり即移動、南へ向かう。
仙台空港沖で好反応を見つけて再開。
ジャックアイ・マキマキ60gのレッドゴールドを底まで落として巻いてくる。
ググンとヒットしてきたのは30cmのカナガシラ。
続いてジギング初挑戦のお父さんにヒット!
船長がサポートしてドラグを調整し、「不用意なポンピングをしないで巻いて」とアドバイス。
強力な引き込みを耐えて巻き上げ、あと15mのところで船下に走られたため、トモへ移動してロッドのパワーで浮かせ船長がタモ取りしたのは後検量3.5kgのワラサ。
「いや~すごい引きでした。こんなデカイの初めて釣りました。ジギングって面白いですね」とお父さん。
船長セレクトの80g、ブラックゴールドのジグも効いたようだ。
多彩な魚種がヒット
潮回りして水深38mの岩礁帯で投入。
ヒラメの好ポイントなので、私は100gのインチク、ゼブラグローヘッド&グローピンクタコベイトを投入。
底から10m上まで1秒でハンドル一回転で巻いてくるとグッと重みあるバイト。
そのまま巻き続けてフッキングさせ、0.8kgのヒラメを取り込む。
船中ではホウボウやハナダイに1kg級のイナダが上がっているのを見て、今度は一つテンヤタックルに交換。
8号遊動テンヤにエビエサを付けて投入する。
底を取ってシャクリ上げたらコツンとアタリ。
これを掛け損なうが、そのまま落とし込み、次のアタリでフッキング。
この段引きはマダイだろうと思ったがタモ取りしたのは38cmのハナダイだった。
何度かヒットさせてはバラしていた息子さんも、ようやくガッチリとフッキングさせて後検量1.2
kgのイナダを取り込みうれしそうだ。
水深35mの根周りではアイナメやカサゴ、ヨロイメバルにカナガシラがヒット。
私には小型のヒラメがきてリリース。
続けて36cmのハナダイを上げたところでアタリが途切れ移動となる。
これが最後の流しとのアナウンスで投入。
すると右ミヨシで大きく竿が曲がり、前方に走られているが、合間の段引きに船長はマダイを確信。
強烈な突っ込みでドラグが滑ってラインが出され、やがて海面に見えてきた赤い魚体。
船長が一発タモ取りしたのは後検量3.2kgのマダイ。
ヒットしたのは60g、オレンジスカートのタイラバだった。
もう一度潮回りして一斉に投入する。
最後に私が1.5kgのトラフグを取り込み、12時に沖揚がりした。
これから秋に向けて、多彩な魚種でさらに盛り上がってくるだろう。
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