今回のイチ押しルアーは茨城県鹿島沖のカツオ。
リールのドラグを鳴らしながらのヤリトリはこの釣りならではの楽しさ。
釣り人じゃなきゃ味わえない釣りたてのカツオの食味も魅力でありやす。
鹿島新港桜井丸の大川真一船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。
ノブ「鹿島沖のルアーカツオが盛り上がっているようですね?」
船長「ハイ、ウチは8月20日から出船してるんですが1~3kg級が上がっていますね。今日(9月3日)は朝は入れ食いでトップ5本の釣果でバラシ多数といった感じでした」
ノブ「釣り場はどのあたりでしょう?」
船長「航程1時間以内の鹿島沖です」
ノブ「ジグでナブラ打ちする感じッスか?」
船長「トリヤマやハネを狙うことが多いですね。ジグは40~60gで重さの割にはシルエットが小さいタングステン製がおすすめです」
ノブ「おすすめのカラーなんてあります?」
船長「ピンク、ブルー&ピンク、シルバーあたりですね。当たりカラーは日によって変わるので3色くらいは持ってきてください。フックは事故防止のために必ずカエシを潰しておいてください」
ノブ「キャスト方法はオーバーヘッド?それともアンダーハンド?」
船長「事故防止のためオーバーヘッドキャストは禁止しています。アンダーハンドでお願いします」
ノブ「基本的な釣り方を教えてください」
船長「ジグをキャストして着水したらまずはノーアクションの早巻きで探ってみてください。それで食わないようならトゥイッチやジャークを織り交ぜてその日の食うパターンを見つけるようにします」
ノブ「釣るためのコツは?」
船長「ジグの形状やカラー、釣り方もたくさん釣っている人のマネをするのが一番です(笑)。落ち着いてキャストして掛けたあとは走ったらリールのドラグを効かせて止まったら巻き上げてください。強引に巻き上げると口切れしてバレてしまいます」
ノブ「キハダが出る可能性は?」
船長「今年はまだ見てませんが今後は期待できると思います。昨年は10kgクラスのキメジですが釣れていたので、キハダ用のタックルがある方はぜひお持ちください」
ノブ「キハダ用のおすすめルアーを教えてください」
船長「140~200mmのペンシルベイトとポッパーですね。ペンシルベイトは誘い出し、ポッパーはポッピングで引いてくればOKです」
ノブ「そのほか注意点があったら教えてください」
船長「目を守る意味でも偏光グラスがあるといいですね。あとはキャップを被って滑りにくいシューズを履いてもらえればOKです。それとまだまだ暑いので熱中症対策用の飲み物を多めに用意してください」
ノブ「今後の見通しを教えてください」
船長「魚がいるかぎり出船します。魚はいっぱいいるので落ち着いてキャストして引いてくればまず釣れると思います」
ノブ「今日はありがとうございました。ルアーカツオは大好きな釣りなんで超行きてぇッス!」
船長「魚はたくさん見えてるんで竹田さんもぜひ遊びにきてください」
ノブ「ハ~イ!」
INFORMATION
茨城県・鹿島新港
桜井丸
0299・94・2206
▼備考=予約乗合。
4時集合、集まり次第出船。
東関道潮来ICより約20分
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隔週刊つり情報(2023年10月1号)※無断複製・転載禁止