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[動画で見る沖釣り教室・忍塾THE・ムービー(第50回)]九十九里飯岡沖のライトヒラメ

隔週刊つり情報編集部

九十九里飯岡沖のヒラメが夏本番を迎えています。

開幕当初の深場での大判狙いはひと段落し、現在は港前の浅場で数狙いに移行。

数はトップで5~10枚ほど。

数が釣れているからといって小型ばかりというわけでもなく、1kg前後を主体に日によっては2~3kgの良型も交じっています。

何よりポイントの水深が15m前後と浅いため、ヒラメ入門にもうってつけの時期と言えます。

profile

三石 忍

(みついし しのぶ)

タチウオ、カワハギ、マルイカ、一つテンヤなど、テクニカル系の釣り物を得意とするが、中でも東京湾のタチウオでは右に出る者なし、船長たちからも認められる腕前を持つ。

がまかつ、シマノフィールドテスター、マルキユー、シップスマストインストラクター、YGK・X BRAID アンバサダー

釣行の写真

▲忍の1枚目はやや小ぶり

釣行したのは7月下旬、この日は4名と少なかったため右舷に並んでの片舷流しで狙っていきます。

4時半ごろに出船、港口を出て10分も走ればポイントです。

まずは船長の指示で、オモリ60号からスタート。

水深は8mほど。

開始早々にお隣の方にヒット、1.5kg級のまずまずサイズが上がります。

周りで釣れたときはほかにもヒラメがいる可能性があるので誘いを入れてみます。

すると、直後にアタリ到来。

しかし、潮が流れていないためなかなか食い込んでくれません。

こんなときは焦らずジックリオモリを浮かせたままの位置で待つことが大切。

送り込んでオモリが底に着くとヒラメが違和感を感じてエサを放してしまうことがあります。

釣行の写真

▲船中1枚目は1.5kg級

ころ合いを見て竿を立てると無事ハリ掛かり。

500g級と小ぶりではありましたが幸先よく1枚目をゲットできました。

次の流しでは、いきなり竿を引き込む強烈なアタリ。

これは間違いなく青物でしょう。

慎重に浮かせて上がってきたのは1kg級のカンパチでした。

スタートからアタリが多く期待は高まりましたが、潮が0.3ノットくらいしか流れていないため、思うようにポイントを流せずその後はポツリポツリの拾い釣り。

オモリを40号と軽くして、誘いを多めに入れていきます。

魚が小さいせいか食い込まないアタリがあったり、早合わせでスッポ抜けてしまったりもありましたが、その後どうにか1kg級の2枚目をゲット。

さらなるサイズアップを狙っていきます。

しかしこの日は終始潮が流れることはなく、サイズアップはかないません。

水温が高くイワシの弱りが早かったのも原因かもしれません。

結局5枚を釣ったところでエサ切れとなり、定刻11時よりやや早めに沖揚がりとなりました。

大型こそ出なかったものの全員型を見られ、ヒラメ釣りとしてはまずまず。

状況さえよければ今後も十分期待できるのではないでしょうか。

釣行の写真

▲カンパチも釣れた

飯岡のヒラメをしのチェック!

優光丸さんのヒラメ釣りはライトでもノーマルでも楽しめますが、今回はライトタックルでのポイントをあげておきます。

仕掛け

ライトタックルの場合は幹糸をリーダー直結とし、親子サルカン部分まで巻き上げられるようにしておいたほうが取り込みが楽になります。

オモリは60号が標準ですが、ライトの場合は40~50号で対応できることもあります。

ただし速潮時などに備えて60号、80号も必ず用意しておいてください。

仕掛け

(上)市販仕掛けを利用する場合でもハリスや捨て糸の長さを状況により調節するといい(下)オモリは40~80号までを用意しておこう

タックル

竿はライトヒラメ専用のほか各種ゲームロッドなども使えますが、横流しで釣ることも多く、ある程度長さがあったほうが釣りやすいと思います。

リールは水深が浅いので手巻きの両軸で十分。

道糸にはPE1.5号前後を巻いておきましょう。

リール

▲リールはドラグ性能に優れたタイプを

エサ付け

エサは生きたイワシを使います。

この時期は水温が高くイワシが弱りやすいため、オケにはイワシを入れすぎないようにしましょう。

エサ付けするときもオケの中で手早く付けるのが理想です。

釣行の写真

▲船に備え付けのネットなどでイワシをすくう

釣り方

捨て糸の長さにもよりますが、オモリが着底したら1m底を切るのが基本になります。

ただし当日のように潮の流れがなく魚の活性も低いときはオモリを軽く持ち上げる程度、低めのタナ取りがいいこともあります。

ただしオモリをズルズル引きずるようなタナ取りは根掛かりしやすくなるのでNGです。

アタリがあったら道糸を張ったままそのままの位置で待つのが基本です。

食い込まないときは送り込まず、少しずつ誘い上げていったほうがいいこともあります。

しっかり竿先が引き込まれてから竿を立てて合わせを入れましょう。

釣行の写真

▲合わせが決まった瞬間がヒラメ釣りのだいご味

乗船MEMO

九十九里飯岡港

優光丸

090・7731・3470

備考=予約乗合、4時集合。

希望で一つテンヤマダイへも

忍が動画で教えます!!

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隔週刊つり情報(2023年9月1号)※無断複製・転載禁止

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