［なおちゃんねる（第33回）］手軽で楽しい！ライト中深場五目

読者の皆さん、こんにちは。

なおちんこと井上直美です。

第33回なおちゃんねるは相模湾腰越港の秋田屋さんにお世話になってライト中深場五目釣りを楽しんできました。

深場の釣りは私自身まだ数回しかやったことがなく、やっぱり少しハードルが高いイメージ。

ですが秋田屋さんの中深海釣りはオモリが150号ととってもライト！

しかも、慣れない人は3本バリ仕掛けからスタートすればいいとのことでしたので、初めて中深海釣りをする方にもおすすめできます。

また船長さんが優しい雰囲気で船中もほんわかしているので、初めて訪れた船宿さんでしたが居心地がよかったです。

今回の中深海で狙える魚はアカムツ、クロムツ（ムツ）、キンメなどですが、中でも個人的にクロムツが大好物なので、今回はとくにクロムツが釣りたい！

井上 直美（いのうえ なおみ）

アルファタックルフィールドスタッフ。

ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ～ル。

“ なおちん”の愛称で親しまれる。

午前6時過ぎに出船、船を走らせること20分ほどで江ノ島沖のポイントに到着。

深場なので長い距離を走るのかと思っていたのですが、こんなにも近いんですね。

まずは水深200mからスタート。

通常だと船長の合図でオモリを投げて一気に仕掛けを落としていくのですが、慣れていない方はオモリを投げずに船下へゆっくり下ろしていっても大丈夫です。

釣り方は仕掛けが着底したら糸フケを取り1m巻き上げてアタリを待ちます。

1分ほど待ってアタリがなければゆっくり竿を立てて誘いを入れます。

誘い下げのときはゆっくりではなく一気にストンッと落としたほうがいいそうです。

それでもアタリがなければまた1m巻き上げて底から5mまでの範囲を探っていきます。

初めはカケ上がりのポイントだったこともあり、仕掛けを巻き上げていってもまたすぐに底に着いてしまうので、誘いのときに3m間隔にしたりなど慣れてくるまでタナの調整が難しかったです。

専用タックルがなくてもオモリが150号なのでイカ竿やビシアジ竿などで代用できる。

初めての人はレンタルタックルを利用するのもあり。

深場の釣りはオマツリを避けるため船長の合図に遅れないよう投入するのが基本だが、慌てたり不安になったりする必要はない。

オモリを放るのが怖ければ、なおちんのようにオモリから順に下ろしていってもいい。

秋田屋のライト中深場五目では少しくらい投入が遅れても一回休みになることはないから、落ち着いて確実に投入しよう。

誘い方は人それぞれだが、なおちんが船長に教わった方法がシャクリ落とし。

誘い上げた竿をスッと振り下ろすだけと簡単だ。

ただしハリ数が少ない場合は底から5m上くらいまで、ある程度タナを幅広く探ったほうがいい。

今回は秋田屋さんが経営している「鱗亭」で釣ったクロムツとシロムツを調理してもらいました。

本格的なイタリアンは味が豊か過ぎて感動しちゃいました。

次は泊まりで釣った魚を調理してもらって晩酌したいです！

腰越港から徒歩3分ほどにある船宿秋田屋鱗亭では2週間前までに予約（ほかに予約がなければ前日でも可）すれば釣った魚を調理してくれるサービスがある。

メニューはシェフのおまかせで、人数や釣れた魚によってコース料理にしてくれる。

1ドリンク付き一人4500円～。

★宿泊もできます！★

秋田屋鱗亭では宿泊も可能。

前日入りして翌朝から釣りをするもよし、釣りを終えてお風呂でサッパリしてからレストランで釣った魚をいただくのもよし。

グループ釣行での利用も人気だ。

秋田屋鱗亭　0467・31・7825

1投目はアタリはありませんでしたが、オモリが軽いので誘いやすく体力をそこまで使わなくてよさそうで安心しました。

少しポイントを移動して次は150mの比較的浅い場所へ。

クロムツ、キンメなどは水深200～300mくらいにいるイメージだったけど、時期によって浅い場所にもいるようです。

仕掛けを投入して誘いを入れていると初のアタリがありました。

少し待って多点掛けを狙うこともできますが、まずは何か釣り上げたかったので合わせを入れてすぐに巻き上げました。

ファーストフィッシュはシロムツ。

シロムツもおいしい魚なんですよ♪

シロムツが釣れる層にクロムツもいるので、すぐに仕掛けを再投入して同じタナで待っていると、またアタリがありました。

アタリ方からしてムツ系っぽかったので、すぐに仕掛けを巻き上げました。

釣れたのは大好物のクロムツ、やりました～。

しかし、その後はアタリがなくなってしまったのと、やはりハリ数が多い仕掛けが苦手な私は手前マツリで糸を絡ませてしまうので、仕掛けを5本バリから3本バリに替えて手返しもよくなるようにしてみました。

そんなとき、隣にいたお姉さんの竿がしなりました。

釣れたのは40cm超えのジャンボなアカムツ。

あまり誘いは入れないで待っていたら釣れたとか。

私も真似してあまり動かさず底から1m巻き上げた所で待っていましたが全くアタらず、時すでに遅し!?

アタリがないのでまた基本的な誘い方に戻し、底から3mくらいを誘っているとククッとアタリがありました。

ここからが連発で本命クロムツ以外にサバやユメカサゴなど色いろな魚が釣れました。

終わってみれば本命のクロムツは5尾と満足＆楽しい釣行になりました。

次はアカムツを釣ってみたいな。

ライト中深場は手軽でいいですね。

秋田屋さんありがとうございました。

相模湾腰越港

秋田屋

0467・31・1289

備考＝予約乗合、出船時間などは電話確認。

第1、3木曜定休