［なおちゃんねる（第32回）］楽しい！おいしい！！相模湾のホウボウに初チャレンジ

2025年01月13日更新隔週刊つり情報編集部

読者の皆さん、こんにちは。

なおちんこと井上直美です。

第32回なおちゃんねるは相模湾平塚港の庄三郎丸さんにお世話になってホウボウ釣りを楽しんできました。

ホウボウはタイラバをしていてゲストで釣ったことはありますが、専門に狙って釣るのは初めてなのですごく楽しみでした。

出船前に中村友紀船長から釣り方のレクチャーをしていただきましたが、イメージとしては夏のテンビンタチウオ釣りの誘いに似ている感じです。

ホウボウは上に上がっていくものに反応するので30～50cm幅でシャクリを入れ、リールのハンドルを6分の1回転くらいさせて底から2mほどを誘います。

誘いの速さを変えたり、強弱の変化を付けたりその日の当たりパターンを見つけられれば連発もするそうですが、けっこうテクニカルなようですね。

午前6時半に出船、この日はエサ釣りの方が8名、ルアーの方が5名でした。

初めは港から10分くらいの花水川河口沖でスタートしましたが、潮が流れないとのことですぐに江ノ島寄りのポイントに移動になります。

水深は20mくらい。

朝イチなので仕掛けはバケ付きの2本バリで、まずはいつも私がタチウオ釣りでやっているような少し鋭く誘いを入れた後に1秒ほどステイさせるやり方を試してみます。

すると止めた瞬間にクックッと穂先が少し引っ張られるような小さなアタリがありましたが、うまく掛けられません。

ホウボウはエサを食べるのがヘタらしく掛からないアタリはけっこうあるみたいですが、一度スイッチが入れば何度もアタックしてくるとか。

なのでアタリがあってもハリ掛かりしなければ、仕掛けを落として誘い直すといいそうです。

すると、またまたアタリがありました。

アタリがあったら即合わせが基本ですが、合わせが決まったときはすごく気持ちがイイ！

まずは20cm後半くらいのアベレージサイズのホウボウが釣れてくれました。

誘いを変えて良型ゲット
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記念すべき初ホウボウは25cm級

食味のよさでも定評がある

プロフィール

井上直美（いのうえなおみ）

アルファタックルフィールドスタッフ。

ドクモスカウト2014グランプリ、第4代ツリタガ～ル。

“ なおちん” の愛称で親しまれる。

動画も見てねぇ～

難しくない！ホウボウ釣り◆その一　タックル＆仕掛け

水深が浅く、オモリも30号と軽いので7:3調子のゲームロッドなどで手軽に楽しめる。

船宿仕掛けはハリス4号の1～2本バリ。

エサはサバの切り身で、先バリだけにチョン掛けすればいい。

誘いを変えて良型ゲット

前半はちょっとずつ誘い方を変えて色いろ試してみたのですが、シャクるときに糸フケが出たり穂先がボヨンとしないようにテンションをかけながらスーッと誘いを入れたほうがモタれるアタリも取れる感じでした。

しかし後半は潮が止まってきたためかアタリが遠のいてしまったので、仕掛けを1本バリに替えるとすぐにホウボウが釣れてくれました。

やはり活性がよくないときはシンプルな仕掛けがいいですね。

それからはポツポツと釣れていたのですが、またアタリがなくなってしまったので、次はシャクリ落とすときもテンションフォールでゆっくりとエサを見せるイメージの誘いをしてみました。

すると、またアタリがありました。

しかも引きが強い！

釣れたのは30cm後半の良型。

大きいサイズを狙いたいならどんな魚でもゆっくり誘ったほうがいいとよく言いますが、まさにそんな感じでした。

最終的にはホウボウが17尾も釣れてくれました。

出船前に船長さんが初めてなら５～10尾くらい釣れたら優秀と言っていたので、いい釣果に恵まれてよかったです。

私はテクニカル系の釣りが大好きなので、ホウボウ釣りにハマってしまいそうな予感。

それにホウボウはとっても美しい姿をしているので見ているだけでも癒されました。

春の濁り潮が入るまではいい日で20尾前後は期待できるそうなので、皆さんもぜひ庄三郎丸さんへ遊びに行ってくださいね。