寒い冬に釣りたくなる絶品オニカサゴで舌鼓

１月28日、鍋が恋しい季節となり会社の同僚上塚さんと内房富津港の川崎丸へオニカサゴで釣行した。

6時前に船宿に到着。

乗船料金を支払い後、船着き場へ向かう。

釣り座は私が左舷トモ2番、3番目に上塚さんとなった。

全員の準備が早めに整ったので、定刻7時より少し早い7時40分に出船。

約25分で水深60mほどのポイントに到着。

北風が10m以上吹いており釣りづらい状況の中、「はいどうぞ」との船長の合図で仕掛けを投入する。

オモリが着底したら糸フケを取り、竿が海面と水平になるように構えて、５～10秒に1回オモリが底に着くよう竿先を下げる。

このときに着底を確認できなければ、道糸を送り着底させる。

当日は活性が今イチで、時どきエサの確認をするも変化なしの状態が続く。

しばらくすると、ミヨシの方に大型のカンコが上がる。

1時間ほどたち、私の竿にもアタリが訪れる。

一呼吸置いてから合わせるとハリ掛かり。

海面に浮いたのは30cm級の本命オニカサゴ。

これを皮切りに船中アタリが出てきて、上塚さんにも大型のカンコがヒットした。

1時間くらいしてアタリが少なくなったのでポイントを移動。

今度はカケ上がりの縁を流していく。

このポイントでは早々に上塚さんがアタリをとらえて小型のカンコをゲット。

私にもアタったが根掛かりして高切れしてしまう。

「このポイントは実績があって、強風のときでもアタリが多い」とのことだが、どういうわけかこの日はアタリが遠い。

しばらくは船中カサゴがポツポツといった状況が続いていたが、久しぶりにアタリが訪れ、30cmのオニカサゴを追加。

一方、上塚さんはいまだにオニカサゴが釣れず悶々としている。

それでも次第にオニカサゴの活性は高くなってきたようで、上塚さんも待望の25cm級のオニカサゴを釣り上げて溜飲を下げる。

すると再び上塚さんにいいアタリがきて、今度は30cm級のオニカサゴをゲット。

2時間近く攻めて、これまでに上塚さん2尾、私も2尾とまずまずの釣果。

さらにポイントを移動したところで上塚さんに本日3尾目となる30cm級がヒット。

やがて最後の流しを告げるアナウンスがあり、根掛かりに注意しながら誘いを入れると大きなアタリ。

海面に浮いたのは本日最大36cmのオニカサゴ。

これを最後に沖揚がりとなった。

釣果は24～38cmを一人0～3尾。

私と上塚さんが3尾ずつという結果だった。

オニカサゴの鍋は上品で大型の刺身も美味だったので、今シーズンは再度オニカサゴへチャレンジしたい。

内房富津港　川崎丸

0439・87・2902

▼備考＝予約乗合、7時出船。ほかショウサイフグ、タチウオなどへ出船