［竹田ノブヒコのイチ押しルアーターゲット（第116回）］今年も好調だよ！東京湾のシーバスジギング

今回のイチ押しルアーは待望のシーズンを迎えた東京湾のシーバスジギング。

ライトなタックルでの釣趣はスリル満点。

数釣りも楽しめるのでオフショアルアー入門にも最適のターゲットでありやす。

東京湾奥川崎出船・つり幸の横山一善船長に色いろとお話をうかがってみやしたよ。

ノブ「シーバスジギングが盛り上がっているようですね。模様はどうでしょう？」

船長「日によりムラもありますがいい日は40～60cm級を中心にトップ20～30本くらい釣れています」

ノブ「釣り場はどのあたりでしょうか？」

船長「日にもよりますが川崎沖や千葉方面の水深15～20mといったところです」

ノブ「ジグは何gくらいを用意すればいいッスか？」

船長「60～80gを用意してきてください」

ノブ「船長おすすめのジグなんてあります？」

船長「ジャッカルのシーバスアンチョビメタルや、タングステン製なのでちょっとお高いですがダイワのＴＧベイトなんかもおすすめですね」

ノブ「ラインは何号を巻いていけばいいですか？」

船長「慣れてない人はPEの1.5号がいいと思います。これに20～30ポンドのフロロカーボンリーダーを2mほど付けてください」

ノブ「ちなみにレンタルタックルはありますか？」

船長「ハイ、1セット500円でお貸ししています」

ノブ「釣り方のコツを教えてください」

船長「基本はただ巻きとフォールの繰り返しです。ジグが着底したら底から5mくらい速巻きで探ってアタリがないようならリールのクラッチを切ってジグをフォールさせます。一番アタリが出るのはこのジグをフォールさせているときで、竿先に違和感があったり、ラインがフケたりしたらそれはアタリです。リールのスプールを親指で押さえて即合わせしてください。フォール中のアタリが取れるか否かで釣果にだいぶ差が出ます。ジグをフォールさせているときは神経を集中して変化を見逃さないようにしてください」

ノブ「そのほか注意点はありますか？」

船長「事故防止のためにフックはトレブルでもチラシバリでもカエシを潰しておいてください。それとシーバスの口からフックを外すときは必ずプライヤーを使うようにしてください。素手でやるとシーバスが暴れたときにフックが指に刺さったりして危険です。なのでプライヤーは忘れないようにしてください」

ノブ「今後の見通しはどうでしょう？」

船長「シーバスジギングは2月中旬から3月中旬にかけてがハイシーズンです。日によってムラはあると思いますが、ぜひこの時期に楽しんでほしいですね。今後は70cmクラスも期待大です」

ノブ「船長おすすめの料理があったら教えてください」

船長「僕はフライにしてタルタルソースで食べるのが大好きですね。あとは空揚げなんかもおすすめです」

ノブ「ウマそう！　釣って食べたくなりましたよ」

船長「いい時期なので竹田さんもぜひ遊びにきてください。お待ちしていま～す」

ノブ「ハ～イ！」