伝説級コスパリール・アゾレスは発売から6年たった今も超人気!
商品には“売れない商品”、“売れる商品”、そして“売れ続ける商品”の3つがあります。
どの業界のメーカーも当然、自社の商品が売れ続けることを目指して開発を進めます。
では、売れ続ける商品の条件とは何なのでしょうか。
それは商品が宣伝どおり、あるいはそれ以上の価値を発揮し、ユーザーを心から納得させることなのではないかと思います。
今回紹介するokuma(以下オクマ)のAzores(以下アゾレス)は、2015年に発売されて以来、売上と人気が衰えないオフショア用スピニングリールです。
なぜアゾレスが売れ続けているのか、その特徴を知れば、皆さんにもその理由がお分かりいただけるでしょう。
アゾレスはなぜ不動の人気を誇るのか
アゾレスには2つの大きな特徴があります。
この特徴がアゾレスの大きな強みとなっており、アゾレスが愛され続ける理由ともなっています。
【特徴その①】大型魚ゲットを現実のものにするパワー
アゾレスはオフショア用のスピニングリールです。
剛性が極めて高いのが特徴で、ヒラマサやキハダマグロのような超大型のターゲットも巻き上げられるパワーがあります。
大型魚を釣り上げるのは釣り人共通の夢です。
アゾレスはこの夢に大きく近づくための心強いツールとなります。
【特徴その②】今もなお多くのアングラーを驚愕させるコスパ
もうひとつの大きな特徴は優れたコストパフォーマンスです。
キハダマグロなどの大型魚を狙う釣りをしようと思うと、圧倒的な負荷に耐えられる高品質なタックルを揃えなければなりません。
そのため、タックルにかかる費用が高くなってしまいます。
リールだと実売価格50,000円~100,000円が相場のようです。
しかし、アゾレスは実売価格20,000円前後と、大型魚が狙えるオフショアリールとしては破格の値段で販売されています。
このように高い品質とコストパフォーマンスを両立するアゾレスは、2015年の発売以来6年以上経過した現在でも不動の人気を誇ります。
アゾレスのパーツをクローズアップ
特徴を抑えたところで、次はアゾレスのこだわりのパーツを見ていきましょう。
機構安定化システム(MSS)
リールの稼働が安定
アゾレスの本体にはカーボン(=炭素)製のプレートが内蔵されています。
カーボンプレートはリールを動かすうちに内部のパーツがズレたりブレたりするのを防ぐ役割を果たします。
このプレートのおかげでリール全体が安定して稼働します。
デュアルフォースドラグシステム(DFD)
ドラグ調整・ドラグ力アップ
アゾレスのドラグシステム(=魚の引きに応じてラインを放出し、ラインが切られないようにする機能)はスプール(=ラインの糸巻き部分)の上下に配置されています。
これはデュアルフォースシステム(DFD)と称されています。
DFDが組み込まれたことにより負荷が分散され、ドラグ調整やドラグ力が大幅に向上しました。
ナーリングスプール設計
ライントラブル軽減
スプールの表面には滑り止め加工が施されています(=ナーリングスプール設計)。
これにより、ライントラブルの軽減が実現しました。
アルミライト構造(ALC)
剛性・耐久性が向上
アルミライト構造はダイカスト製法を用いて生成する手法です。
ダイカスト製法とは、溶かしたアルミニウムを高速・高圧で注入し、瞬時に成形する製法です。
この方法で生成すると剛性が高く、耐久性に優れたパーツが仕上がります。
アゾレスはボディ、サイドプレート、ローターでアルミライト構造が採用されています。
防錆機能を備えたアルミ
防錆性能アップ
アゾレスに使われているアルミは防錆加工が施されています。
その防錆性能は非常に優れており、一般的な材料の50%以上の耐腐食性を実現しています。
高性能ベアリング(HPB)
稼働のスムーズ化・耐海水性アップ
アゾレスの内部には6つの高性能ベアリングが使用されています。
ベアリングというのは機械の回転する部品の軸を支えるパーツのことです。
ベアリングはソルトウォーターに対応するステンレス鋼材料で製造されています。
部品の回転を滑らかにして稼働をスムーズにするだけでなく、海水にも強い仕上がりになっています。
マシンカットアルミハンドル
パワー・軽さの両立
ハンドル(=リールを握る部分)はアルミ製です。
パワーと軽さを両立しています。
ハンドルの形は人間工学に基づき、ストレスフリーな快適さを実現する楕円形をしています。
こだわりは他のパーツにも!
ここまで様々なパーツをクローズアップしましたが、アゾレスに詰め込まれたこだわりはまだまだあります。
さらに詳しい解説は公式サイトをご覧ください。
アゾレスは現在3モデルが販売中
アゾレスは現在8000P、10000P、16000Pの3モデルが販売されています。
各モデルのスペックを下の表でチェックし、自分の釣りに合った一台を選んでください。
品番 | ギア比 | ベアリング数 | 自重 (g) | 最大巻上長(cm) | 最大ドラグ力(kg) | ナイロン糸巻量(mm) | PE糸巻量(#号) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AZORES-8000P | 4.8:1 | 8BB+1RB | 528 | 89 | 13.2 | 4号/335m, 5号/270m, 6号/220m | #3/380m, #4/300m, #5/240m |
AZORES-10000P | 5.4:1 | 8BB+1RB | 700 | 120 | 20 | 5号/430m, 6号/350m, 8号/265m | #4/480m, #5/400m, #6/320m |
AZORES-16000P | 5.4:1 | 8BB+1RB | 722 | 120 | 20 | 6号/410m, 8号/310m, 10号/240m | #5/470m, #6/370m, #8/310m |
ゼニス(ZENITH) Okuma(オクマ) AZORES AZORES-8000P オフショアスピニングリール ナイロン糸巻量(mm):4号/335m, 5号/270m, 6号/220m
- 最安値価格
- ¥17,971(Yahoo!)
アゾレス3モデルが揃って登場する動画はこちら
釣りビジョンのフィッシング情報番組「釣りうぇ~ぶ」にアゾレス3モデルが登場しています。
リールのサイズや操作性は動画を見るとイメージしやすいので、ぜひ参考にしてください。
この動画でもアゾレスの性能とコスパの高さが絶賛されています。
アゾレスで迫力の青物釣行に挑む動画はこちら
ZENITHオフィシャルYouTubeで配信されている動画もぜひチェックしてみてください。
ゼニス・オクマスタッフの末永さんと北峰さんが、久米島でアゾレス10000Pを手にキハダマグロ釣行に挑んでいます。
釣行中はカツオ、メバチを順調にゲット。
果たして大本命のキハダマグロはゲットできたのでしょうか・・・?!
アゾレスで大物ゲットの夢を叶えよう
今回はオクマのアゾレスを紹介しました。
随所にこだわりが詰め込まれ、憧れの大型魚も巻き上げられる高い性能を持ちながら、価格は驚くほど抑えられているアゾレス。
発売から現在まで高い人気をキープしている理由がお分かりいただけたのではないかと思います。
「釣りをやっているからにはいつか巨大魚を釣ってみたい!」
「でも、高いタックルを買い揃えるのはちょっと気が引ける・・・」
そう考えているアングラーは多いはずです。
そんな方はアゾレスを選ばない手はないのではないでしょうか。
ぜひ実物を手にして、目標のターゲットをゲットしてください。
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