シイラってどんな魚?オフショアから狙う大型回遊魚のおすすめタックルをチェック
オフショアのボートデッキからキャスティングゲームで狙える魚は、数多く存在します。
その中でも人気が高いのが、豪快なバイトと暴れっぷりで知られている大型回遊魚・シイラです。
でも、あまり鮮魚店などの店頭で並んでいるのを見かけませんよね。
どんな料理レシピが適しているのか、味はどんな感じなのか、確認してみたくなります。
ここでは、シイラの特徴や釣り上げるのにおすすめのタックルをご紹介しましょう。
シイラとは
シイラとは、スズキ目・シイラ科に属する海の回遊魚のことです。
世界中で食用として漁の対象になっていますよ。
四国地方や九州では、釣って盛んに食べられている魚で、南のハワイではマヒマヒと呼称されている高級魚でもあります。
黄金の発色でヒレをギラリと輝かせて泳ぐ・跳ねるのが印象的ですよね。
印象に残っているといえば、流行りの家庭用ゲーム「あつ森」でも、シイラを釣ることができます。
お店で売れば6000・・・、これは実際の釣りとは関係の無い話でした、ごめんなさい。
シイラの釣り方
シイラの釣り方ですが、オフショアのボートゲームでもショアからのキャスティングゲームでも、水温が25℃前後まで上がるとチャンスが拡大しますよ。
表層を意識して回遊する性格ですから、捕食対象となる小魚の群れが漂っているところを探しましょう。
まずは飛んでいる鳥の位置、それから海水面で発生するナブラを見つけるようにしてください。
意外とカンタンに見つかるので、釣り同行者と一緒に広範囲を見渡しながらチェックをおこないます。
それでも見つからない場合は、ゴミなどの浮遊物を探してルアーをキャストしてみましょう。
少数単位の2~3匹程度で、浮遊物の真下にシイラが付いていることがあります。
釣り禁止でない浮き漁礁なども狙い目で、それでも釣れなければ潮目を丁寧に叩いてみてください。
シイラ釣りのルアーや食べ方
シイラ釣りに使うルアーは、表層をトレースできるものが適しています。
シイラが意識している層が、まさにそこだからなのですが、もうひとつ理由があります。
それはシイラの豪快なバイトシーンやジャンプシーンを拝むことができるからです。
まるでバス釣りのトップウォータープラッギングのようなイメージですね。
それから釣れたシイラは、傷み始めるのがとても早いことで知られています。
リリースサイズなら、すぐに海へ帰してあげなければいけませんし、持ち帰るならしっかりシメて、持参のクーラーボックスで冷蔵保管するようにしましょう。
刺身で食べるのは新鮮なうちにして、通常はレシピに則ったフライやムニエルなどが好ましく、加熱してから食べるようにすることをおすすめします。
味はとても食べやすいあっさり系、しつこくないので結構な量を食べれるかもしれませんよ。
シイラ釣りに用いるおすすめルアーをピックアップ!
シイラを釣るためのおすすめタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、オフショアやショアで用いるキャスティングゲームのスピニングロッドがいいですね。
長さは、7フィート前後でミディアムパワークラスが扱いやすいですよ。
そこに4000番から6000番クラスの中型~大型のスピニングリールを装着しましょう。
ラインは、PEラインの2号以上を巻いておけば、メータークラスが掛かっても安心です。
ショックリーダーラインは、60ポンド前後もあれば耐えられるでしょう。
それでは、おすすめのルアーをチェックします。
ヤマシタ(YAMASHITA) ポッパー ポップクイーン F130 130mm 40g キャンディクマノミ B26H ルアー
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シイラ釣り用のルアーといえばペンシルベイトなのですが、どうしてもよく釣れた印象の強いものからご紹介してしまいます。
こちらは、ヤマシタのポップクイーンで、フローティング仕様の130ミリタイプです。
風の強い日でも飛距離を伸ばすことができますし、視認性の高いカラーリングで見つけやすいのがメリットですね。
シイラのアタックによる破損もほぼ防いでくれますし、フックの掛かりもバツグン。
さまざまなポッピングアクションを加えながら、シイラの反応を見てルアーローテーションしてみるようにしましょう。
タックルハウス(Tacklehouse) ポッパー コンタクト フィードポッパー 150mm 60g NRピンクバック #NR1 CFP150 ルアー
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信頼の高いタックルハウスからリリースされている、フローティングポッパーです。
いくつかサイズが用意されているので、自分の気に入ったものを選ぶようにしてください。
しっかりとスプラッシュを飛ばせますから、シイラが見つけてくれるのも早い印象です。
遠投性能は問題ありませんし、カラーバリエーションも豊富でいくつも手元に置いておきたくなる逸品ですね。
こちらのモデルは、全長150ミリで自重60グラムもあって、フックはカルティバのST66・2/0番、リングはHの8番サイズを装備しています。
スカジットデザインズ ルアー パンプキン110㎜ PKファイヤーヘッド_マグマホロ.
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スカジットデザインズのパンプキンは、着水してからのワンアクションが、メリハリの効いた大きなものになる特徴を持っています。
激しいスプラッシュを伴なうので、シイラが即座に接近してくるケースが多いですよ。
貫通ワイヤーで各アイがつながっていますから、巨大シイラに飲み込まれても慌てずにやり取りを楽しみましょう。
シイラの居場所が分からないときや、居るのに捕食モードに切り替わっていないとき使うと効果大です。
ヤマシタ(YAMASHITA) ルアー ラピード F190 B37H サイトピンキー
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ここからは、定番のフローティング系ペンシルベイトになります。
ヤマシタから発売中のラピード、豊富な種類の中から190ミリサイズを選んでみました。
よく飛んで水面を攪拌するアクションで、シイラをしっかり呼び込んでくれますよ。
ダイビングが得意なので、ジャークアクションなどで反応がよくないときに、このペンシルベイトをローテーションの一角に加えてみてください。
操作性の高さが素晴らしく、ロッドワークに対して機敏に反応してくれるのがいいですね。
タックルハウス(TackleHouse) ペンシルベイト コンタクト ブリット 170mm 76g イワシ・レッドベリー #08 CBP170 ルアー
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タックルハウス製のペンシルベイト・ブリットです。
逃げ惑う小魚の動きを忠実に再現できるのが、素晴らしいですね。
逃走アクションは、そのままシイラの捕食スイッチをオンにしてくれますよ。
この170ミリサイズなら自重が76グラムもあるので、風のある日でも狙いたいポイントまで届けることができるでしょう。
JUMPRIZE(ジャンプライズ) ルアー ララペン165F #11 BIGキビナゴグリッター.
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ヒラマサやブリ用のペンシルベイトですが、しっかりとダイビングアクションを繰り出せるので、大型シイラ狙いにもじゅうぶん使えるスペックです。
よく飛びますし、アクションレスポンスも素晴らしいのがいいですね。
耐久性が高いのも、しっかり使い込みたいアングラーには朗報です。
シマノ(SHIMANO) ペンシル オシア ヘッドディップ 140mm 66g アルミカタクチ 37T OT-140P ルアー
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シマノから発売中のフローティングペンシルベイトです。
重心移動システム・AR-Cが搭載されていて、振り幅の小さいアンダーハンドキャストでもしっかりと飛距離を稼げるように作られていますよ。
ヒラマサやブリ・カツオ・マグロもターゲットにできるので、オフショアゲームに欠かせないアイテムといえるでしょう。
ダイワ(DAIWA) ペンシルベイト ソルティガ ドラドスライダー2 バイビジブルオレンジ 160F ルアー
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ダイワからリリースされている、ダイビング系ペンシルです。
全長160ミリでフローティング仕様、自重は60グラムと遠投に向いていますよ。
ヘッド部分の浮力を大きく取ってあるので、首振りの幅がワイドで、ロッドワークを加えると一気にダイブしてくれるセッティングに仕上がっています。
貫通ワイヤーは、直線強力100キロを保持していますから、かなりの大物シイラが掛かっても耐えられるでしょう。
お腹のフックアイは、回転・追従するバハスイベルを採用しています。
ダイワ(DAIWA) シンキングペンシル ソルティガ ドラドジャーク2 クリアシラス 110S ルアー
ラインアイの位置からすると、バイブレーションプラグなのですが、これはシイラや青物をターゲットにしたジャークアクションを発生するシンキングルアーです。
試しにロッドを縦方向に持ち上げると、それだけでシャープなダートアクションを演じてくれますよ。
これがシイラを捕食モードに切り替える誘いの要素となるのです。
自重が30グラムしかないので、大遠投というわけにはいきませんが、浮遊物などを発見したらその周囲へ投入して、縦ジャークを敢行してみてください。
あまり沈めないほうが、シイラがバイトしてくる確率は上がるでしょう。
シイラ釣りをマスターしてメータークラスを釣り上げよう!
シイラの特徴や釣り方、おすすめタックルやルアーを特集しましたが、参考になりましたか?
回遊してくるシイラを待ち受けて釣るスタイルや、シイラが潜んでいそうな浮遊物や潮目などを叩いていくサーチスタイルが主流です。
ボートにその日乗り合わせたアングラー同士が、しっかりとコミュニケーションを取って、全員で良い釣果にたどり着けるようになりたいですね。
安全に配慮しながら、シイラゲームを楽しみましょう!
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