ケンサキイカを釣って食べたい!船釣りの仕掛けや締め方動画を徹底チェック
食べて美味しいケンサキイカは、主に船釣りでターゲットにするイカです。
独特の細身で、流行りのイカメタルやオモリグなどによるエギングアプローチが有名ですよね。
ここでは、ケンサキイカの特徴や釣り方・締め方・食べ方についてご紹介しましょう。
まだ釣ったことのない人、これから狙いたいと考えている人は要チェックです。
目次
ケンサキイカとは
ケンサキイカとは、日本全国の海に生息しているヤリイカ科のイカのことです。
とても美味しいので、数多くのアングラーが船釣り対象魚として狙っていますよ。
アオリイカやヤリイカとともに、高級な食材として人気がありますね。
外観が細長いので、他の種類のイカと混同しやすいのですが、例えばスルメイカと比べると、ケンサキイカのほうがやや胴部分が短く、2本の腕も短くなっているのが特徴です。
またヤリイカと比較すると、エンペラもボディの先端も尖っているのがヤリイカのほうです。
腕が極端に短いのも、ヤリイカの特徴といえるでしょう。
ケンサキイカとヤリイカを比較して解説している動画をご覧ください。
さかなクンによるケンサキイカの解説動画はこちら
ケンサキイカの締め方
イカは鮮度が命ですから、美味しく食べるためのケンサキイカの締め方を観てみましょう。
アオリイカやコウイカと同様に、目と目の間を鋭利に金属で突く方法になります。
その際にイカ墨を吐かれないように、じゅうぶん注意して素早く締め作業をおこないたいですね。
イカ墨の放出を止めるために、排出口を洗濯ハサミで挟んでしまうという方法もあります。
ケンサキイカは円筒形に近く、ツルツルと滑りやすいので、先に洗濯ハサミを使ってフタをしてしまうほうが安全かもしれません。
イカを手際よく締めている動画はこちら
ケンサキイカのさばき方・食べ方
ケンサキイカのさばき方は、まず胴体に縦に切れ目を入れてから内臓を取り出します。
中に黒色の墨袋が入っているので、破らないように丁寧に取り出して切り捨てるようにしましょう。
あとは胴体とゲソ・頭部分と引き離し、目玉や口を取り除けば出来上がりです、
手先を落としておくことも忘れないでくださいね。
胴体の皮を丁寧に剥いたら、包丁で短冊にカットして、刺身にして食べるのがおすすめです。
ゲソは天ぷらにすると美味しいですよ。
ケンサキイカを丁寧にさばいている動画はこちら
ケンサキイカの釣り方
ケンサキイカは、主に船釣りで狙います。
バーチカルなエギングといえば、ティップランなどのアプローチがありますが、ケンサキイカはイカメタル釣法やオモリグを用いて釣っていきます。
釣れる時期は、毎年4月前後から秋の10月ぐらいまで。
また夏になると、ケンサキイカには接岸してくる習性がありますから、1.5号から2.5号サイズのエギでショアからも狙うことができるようになります。
ケンサキイカのイカメタルゲームを楽しんでいる動画はこちら
ケンサキイカを釣るのにおすすめのタックルをピックアップ!
それでは、ケンサキイカを釣るのにおすすめのタックルをご紹介しましょう。
まずは、船釣りから。
最近流行りのイカメタル・オモリグゲームに適したロッドが、リリースされていますよ。
負荷に耐えつつも、かろやかに操れるように設計されていますから、初心者アングラーでも扱いやすいでしょう。
メジャークラフト トリプルクロス鉛スッテベイトモデル TCX-B662M/NS
- 最安値価格
- ¥8,639(Yahoo!)
メジャークラフトからリリースされている、イカメタルゲーム用のベイトロッドです。
6.6フィートという長さを生かしたフォールからシェイキング、ショートピッチといったイカメタルゲームの基本アクションを繰り出すことができますよ。
波が立っているシチュエーションなどでは、ロッドを上下に操作しながら、ボトムでのスッテを安定させるのも得意ですよ。
20号までの鉛スッテを操れるので、浅場から深場までオールラウンドに使いこなすことができるでしょう。
シマノ(SHIMANO) 船・手巻リール 両軸 20 ゲンプウ XT 150(右) カワハギ マルイカ カレイ
- 最安値価格
- ¥8,717(楽天市場)
2020年リリースのシマノの船釣り用ベイトリールです。
コンパクトなのでパーミングしやすく、自重195グラムしかありませんから、長時間の釣りにもじゅうぶんに耐えられるでしょう。
ラインキャパは、PEライン1.5号で200メートル。
実際はもっと細いラインを用いるケースが多いので、大量のラインを保持しながら釣りを展開できることになります。
これなら根掛かりなどで高切れしても、安心して釣りを続けられますよね。
シマノ(SHIMANO) エギ ノリノリスッテ QS-212M 12号 205 黄白
- 最安値価格
- ¥1,020(amazon)
シマノから発売中の12号タイプのメタルスッテです。
ドロッパーやエギを組み合わせて、ケンサキイカを誘って釣り上げます。
ロッドアクションを加えると、大きなスライドをするように設計されていて、サイズの異なる太軸の2段カンナを搭載しています。
これでフッキング率を上げるようになっています。
強度が高いのも嬉しいですね。
ダイワからリリースされているショアからのエギングを楽しむためのロッドです。
全長2.59メートルでMLパワーですから、軽くて小さなエギをロングキャストするのに向いていますよ。
適合エギは、1.8号前後から。
このサイズなら、接岸してきたケンサキイカも抱きやすいボリュームといえるでしょう。
自重は120グラムと軽めなので、取り回しも楽におこなえるロッドです。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 エメラルダス LT2500S-DH(2019モデル)
- 最安値価格
- ¥16,980(amazon)
LTコンセプトを搭載した、ダブルハンドル仕様のエギングリールです。
マグシールドが採用されていて、タフデジギアやエアローターを搭載。
ドラグはATDで、ねじ込み式のマシンカットハンドルとEVAパワーラウンドノブが標準装備されています。
それほどのスペックを保持しながら、実売価格は1万円台の前半をキープ。
コスパに優れたスピニングリールを駆使して、ケンサキイカをゲットしてくださいね。
DUEL(デュエル) ルアー エギ EZ-Q キャスト ラトル 2.5号 02 GPOG 重量:10g A1690-GPOG-ゴールドピンクオレンジ パタパタ
- 最安値価格
- ¥916(Yahoo!)
デュエルから発売中のEZ-Qキャスト、ラトルインタイプです。
サイズは2.5号とコンパクトなので、ケンサキイカの短い足や腕でもきっちり抱き付くことができるでしょう。
ボディ後半に付いているパタパタフットが、シャクリのたびに微細にアクションして水を攪拌してくれます。
エビ音を模したラトルも入っていますから、音でケンサキイカを集めることも可能。
また外観が、イカの好物であるエビそっくり。
ふわりと浮かせてからのフォールで、誘いをかけてみましょう。
ダイワ(DAIWA) エギ エメラルダス ライトRV 1.8号 ケイムラ-夜光オレンジ ルアー
- 最安値価格
- ¥814(Yahoo!)
1.8号とこちらもより一層コンパクトなエギです。
ダイワから発売されているエメラルダスシリーズで、なんとボディ側面に小アジの群れている姿が描かれていますよ。
イカは群れの存在に敏感ですから、これはかなり効果のある配色といえるでしょう。
自重は6.0グラムありますから、柔らかめのエギングロッドにPEラインの0.6号以下なら、心配なく飛距離を稼ぐことも可能です。
ケイムラカラーも施されているので、深い層まで落とし込んだ際にもケンサキイカにアピールしてくれるでしょう。
ヤマシタ(YAMASHITA) エギ エギ王 LIVE 3 005 ムラムラチェリー 605549
- 最安値価格
- ¥839(Yahoo!)
スポット的に発光するカラーをまとった、ヤマシタの小型エギです。
サイズは2.5号で自重10グラムもありますから、飛距離はじゅうぶん。
広範囲に散っているケンサキイカをサーチするのに適しているでしょう。
沈下スピードは、1メートル沈むのに5秒ちょっとですから、しっかり存在をアピールしながらボトムへ到達することができます。
中層でのアタリは、ラインにフケが出ることで確認できるので、常にラインの動きに注目しておきましょう。
YO-ZURI(ヨーヅリ) エギ: アオリーQ RS 1.6号 SLMA: スケルトン夜光グリーンアジ
- 最安値価格
- ¥194(Yahoo!)
ヨーヅリのアオリーQシリーズに、小型サイズのエギがラインナップされています。
1.6号サイズで自重はなんと4グラム。
1メートル沈むのに約4秒程度かかるようにセッティングされていので、ケンサキイカに見つけてもらいやすいといえそうですね。
ローリングシャフトを装備していて、ケイムラカラーをまとっているので、イカが近寄ってくる確率は高いでしょう。
またカンナがトリックフックになっていて、根掛かりしても伸びやすく回収できてしまうのが嬉しいですね。
ケンサキイカを釣って美味しく食べてみよう!
ケンサキイカの特徴や食べ方・釣り方、おすすめの釣りタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?
乗合船に乗船したら、船長の指示に従って釣り座を構えてください。
仕掛け投入の合図や、釣り終了の合図にはきっちり対応するように心がけたいものです。
ショアからのエギングでは、日によって釣果に差が生まれますから、その日のシチュエーションに合わせてこまめに移動を繰り返すようにしましょう。
イカの関連記事はこちら
「船釣り」カテゴリの人気記事
人気記事